表紙の彼は、ロクスウェルの若かりし頃の姿。この巻では史良の父・黒江・ロクスウェル3人の過去エピソードがメインです。残念ながら女の子は殆ど出ません。

史良がある人物の裏切りなどにより人を信じられなくなって葛藤していく様が読んでてつらいです。久し振りにモーツァルトが出てきます。表紙は一休ですが、本編ではあまり活躍してません。

同作者による連載作品「放課後のカリスマ」をコメディ化した4コマ漫画集です。従来の登場キャラクターだけでなく、クローン・西太后などの最近見かけないキャラや、クローン・コロンブスやクローン・ソクラテスなどのこちらにしか登場しないであろうキャラもいます。この作品の中で抜きんでたキャラといえば、クローン・清少納言とクローン・紫式部の腐女子コンビでしょうかね。下ネタが結構多いので苦手な方にはすすめられません。

学園のクローンたちを守るため、一足早く学園を卒業した史良(シロウ)はクローン・ダ・ヴィンチのもとへ黒江とともに向かいます。そこで出会う先代フロイトと意外な人物とは…。史良が学園の外へと出たためか以前より学園外のエピソードが多くなっています。巻の後半で、学園が一般公開されることとなり、「クローンで嫌だと思ったことは？」と取材された際のクローン・フロイトの答えは痛快でしたね。

カイが語る前世代の偉人クローン達の道筋 前編、という感じの巻です。カイもまたクローンであり、その事実に葛藤する様が克明に描かれています。

カイが語る前世代の偉人クローン達の道筋 後編、という感じの巻です。クローンが譲渡先で直面するクローンとしての現実、そして、顔に傷を持つ「カイ」を含む前世代のクローンたちがテロリスト集団になるきっかけとなった、前世代のヒトラーやマリ・キュリーの死について描かれています。この巻では現世代のエリザベスもいろいろとつらい事実を知りますが、いつかまた表紙イラストのように笑える日がやってくることを願います。

偉人のクローンばかり集められた「セントクレイオ学園」に在籍するただ1人の生徒、神矢 史良(かみや しろう)を主人公にした作品。 クラスメイトの「マリ・キュリー」がピアノを習いたいと転校するところから物語が始まります。いろんな伏線があって続きが気になる作品です。

偉人のクローンばかり集められた「セントクレイオ学園」に在籍するただ1人の生徒、神矢 史良(かみや しろう)を主人公にした作品。 この巻では更に「ジャンヌ・ダルク」、「ヒットラー」、「卑弥呼」などのクローンが登場します。何となく一部のクローンが追いつめられてたりと不安を感じさせられます。

偉人のクローンばかり集められた「セントクレイオ学園」に在籍するただ1人の生徒、神矢 史良(かみや しろう)を主人公にした作品。 この巻ではクローンがのそっくりさん(？)が幾人も登場します。主人公のクローン疑惑も出てきて謎が謎を呼ぶ感じです。

偉人のクローンばかり集められた「セントクレイオ学園」に在籍するただ1人の生徒、神矢 史良(かみや しろう)を主人公にした作品。 ジャンヌともう1人のジャンヌが処刑されたり、主人公のそっくりさんのカイが何人も登場したりと謎だらけです。次巻で少し解決するんでしょうか。