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Devops 勝利をつかめ! 技術的負債を一掃せよ

ジーン・キム

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784822295967
ISBN 10 : 4822295966
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

3000人規模の自動車部品製造販売会社パーツ・アンリミテッド社の凄腕プログラマー、マキシン・チェンバース。彼女は理不尽な理由から、デスマーチに陥っていたフェニックス・プロジェクトに配置転換されてしまった。ビルドすらできない絶望的な環境で苦しみながらも、システムのボトルネック解消に努めるマキシン。運用や品質保証など他部署を巻き込みながら本番環境に迅速にデプロイできる体制を整えたあとには、技術的負債を払拭するためにクリーンコードで開発されるユニコーン・プロジェクトが待ち構えていた…。

目次 : プロローグ/ 第1部 どん底へ 9月3日〜9月18日(島流し 9月3日(水)/ スティーブの涙 9月5日(金)/ システム開発のあるべき姿 9月8日(月)/ ブリッジクルーのシュールな登場(9月11日(木))/ 反乱軍(続9月11日(木))/ 大惨事(9月12日(金))/ 見えてきた課題 9月18日(木))/ 第2部 快進撃 9月23日〜11月9日(反転プロジェクト 9月23日(火)/ QAとのパーティー 9月29日(月)/ 官僚主義の牢獄 続9月29日(月)/ 自分の力で 10月1日(水)/ 分離独立 10月13日(月)/ 新たな世界へ 11月6日(木))/ 第3部 結実のとき 11月10日〜現在(ユニコーン・プロジェクト 11月10日(月)/ テストランからブラックフライデー当日へ 11月25日(火)/ 2号館の会議 12月5日(金)/ コスト削減計画 12月12日(金)/ 発表会と政変 12月18日(木)/ 新しい時代へ 1月13日(火))/ エピローグ 1年後

【著者紹介】
ジーン・キム : 『ウォールストリート・ジャーナル』ベストセラーの著者、研究者で多くの賞を受賞している。1999年以来、大きな成果を収めている技術組織を研究しており、1998年にトリップワイヤを創設してから13年間CTOを務めた。Accelerate(2018、米新郷出版賞受賞、邦訳『LeanとDevOpsの科学』、2019年インプレス)などの本がある。2014年に大規模で複雑な技術組織のITトランスフォーメーションを研究するDevOps Enterprise Summitを創設し、オーガナイザーを務めている。コンピューター業界における優れた業績とリーダーシップから、2007年にはコンピュータワールド誌で「40歳未満のイノベーティブなITプロフェッショナル40名」に選出され、パーデュー大学からコンピューター科学科の傑出した卒業生として表彰された。家族とともにオレゴン州ポートランド在住

長尾高弘 : 1960年千葉県生まれ、東京大学教育学部卒、(株)ロングテール社長、翻訳業

榊原彰 : 1986年日本アイ・ビー・エム株式会社入社。SEとして多数のシステム開発プロジェクトに参画。専門はアーキテクチャ設計技術。2005年にIBMディスティングイッシュト・エンジニアに任命される。2006年から同社東京基礎研究所にてサービス・ソフトウェア・エンジニアリングの研究に従事した後、グローバル・ビジネス・サービス事業CTO、スマーター・シティ事業CTOを経て2015年末に同社を退職。2016年1月より日本マイクロソフト株式会社にて執行役員最高技術責任者(CTO)。2018年2月よりマイクロソフトディベロップメント株式会社代表取締役社長を兼任。ACM、IEEE Computer Society、情報処理学会、日本ソフトウェア科学会、プロジェクトマネジメント学会の各正会員。NPO法人ソフトウェアテスト技術振興協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • しんばら

    滅茶苦茶琴線に触れる本だった。一言でいうと「DevOpsを主題にした現代版The Goal」で、超人マキシン嬢が幾多の困難(ねちっこく何回も起こる)を鋼のメンタルと技術力とチームワークで突破し、埃を被った老舗企業で革命を起こす「なろう小説」とも言える。(正直舞台設定が「自動車パーツの製造販売チェーン店」というリアル地味さでここまでやれると思わなかった) とりあえず「The Goal」的なビジネス小説が苦じゃない人で「DevOps」とか、もしかすると「デジタル化」「DX」みたいな単語に興味がある人に良いかも

  • おばやん

    前作の中で出てきたUnicorn Projectの話です。 レガシーな開発手法では市場の変化に対応した新しい機能やサービスをタイムリーに展開できない。 その為には開発、検証、運用が一体化したプラットフォームが必要だ。 その環境を実現させるために池井戸潤作品のような上司への反逆といったものもあり面白かったです。

  • Ujiro21

    通勤用に読む。老舗自動車パーツメーカーのITプロジェクトを通して、古のアーキテクチャに苦労しつつ既存のスキーム外で本来の問題を解決しアップデート。ソフトウェアの可能性から新たなビジネスモデルが生まれ業績回復からイノベーティブな企業へ変革を果たす物語。DevOpsと言われる教えも、ストーリー仕立てで分かりやすかった。成功物語は心地いい一方、メンターの様な経営層が説教臭く、多重派遣構造とコアコンピタンスのシステムを丸投げしている社会では成長はないなと絶望を感じる。エンジニア達に幸あれと思いつつ、鼓舞された

  • よし蔵

    デスマーチプロジェクトに飛ばされて、がんじがらめで一歩も進めない状況から、なんとかしてやろうと立ち上がった反乱軍が集まり、技術的に一つ一つ解決し、会社を変えていく物語。こんな風に会社の文化を変えるということが、どれほど困難なことだろう。でも文化が変われば、人も変わる。ITで会社は大きく変われる。会社の使命とは何か、社員を活かすにはどうすべきか、考えるべきだと思う。

  • ぎるっちょ

    これも再読するため一度はざっと流し読み。物語調はやはり頭に入りやすい。

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