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ユニバース2.0 実験室で宇宙を創造する

ジーヤ・メラリ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163910659
ISBN 10 : 4163910654
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

時間と空間、その全ての始まりを人工宇宙で解き明かす!アインシュタイン、ホーキングを経て、宇宙物理学が辿り着いた最先端。

目次 : 第1章 ビッグバンの残像という手がかり/ 第2章 空間と時間を取り去っても、そこには量子が残る/ 第3章 何が宇宙を膨張させたのか?/ 第4章 新インフレーション理論の幕開け/ 第5章 宇宙のはじまりは「無」だったのか?/ 第6章 粒子加速器で生まれ、ワームホールでつながる/ 第7章 ひも理論が導く無数の平行宇宙/ 第8章 宇宙の種「磁気単極子」を捕まえる/ 第9章 ベビーユニバースに手紙を送る方法/ 第10章 わたしたちは宇宙を創造するべきなのか?

【著者紹介】
ジーヤ・メラリ : フリージャーナリスト。ケンブリッジ大学で修士課程まで理論物理学を学び、最優秀で修了。その後、ブラウン大学で宇宙論の博士号を取得。博士論文では、著名な宇宙論の研究者ロバート・ブランデンバーガーがアドバイザーだった。現在は『ニュー・サイエンティスト』『ネイチャー』『サイエンティフィック・アメリカ』などに寄稿している

青木薫 : 1956年生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院博士課程修了。理学博士。翻訳家

坂井伸之 : 山口大学大学院創成科学研究科教授。早稲田大学理工学部助手、京都大学基礎物理学研究所研究員、ケンブリッジ大学応用数学及理論物理学科客員研究員、山形大学地域教育文化学部准教授などを経て現職。専門は理論宇宙物理学、スポーツ物理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mae.dat

    宇宙の神秘がまた一つ増え、そして宇宙訳分からんと言う事が増加しました。 妄想が捗り過ぎる。楽しい。( ¨̮ )。 宇宙を創るのに、論理的にはこれで行けそうだってなったそうですが、実行するにはまだまだ高い壁がある。後半には若しも実験が成功し、まかり間違って生命を宿してしまったら?と、宗教的な立ち位置や倫理観に付いて終始してちょっと眠かった。でもせんせー方の内面に触れられて良かった。それが訳者後書き〜酒井せんせーの解説に繋がる。原書には恐らく無い、後書き〜解説も良いんだよ( ¨̮ )。

  • inami

    ◉読書 ★3.5 宇宙はおよそ138億年前の「ビッグバン」によって作られ、そして現在も膨張を続けているというのが、現在ではほとんど常識になりつつある。ビッグバンで説明のつかない「平坦性」「地平線」「磁気単極子」の三つの問題については、「インフレーション理論(10^-35秒)」がビッグバン理論を補う有力な説とされている。そのインフレーション理論をもとに、これまで知り得た知識を組み合わせれば、人工的に宇宙を作リ出すことも可能ではないか?と・・宇宙関連は大好き(興味がある)だが、この内容を理解するのは厳しい 涙

  • 赤い熊熊

    宇宙を実験で造ることができるかもしれない。我々の宇宙もまた誰かが造った時空なのかもしれない。まともな宇宙論の本はほとんど面白いのですが、これは破格でした。

  • 月をみるもの

    「フェッセンデンの宇宙」や「百億の昼と千億の夜」のように、新たな宇宙を作り出したり、この宇宙を作ったものからのメッセージを聞き取ったりしようと試みるイカれた物理学者たちのお話。残念ながら、英語版 Wikipedia をみると明らかな通り、佐藤勝彦氏のインフレーション宇宙説への貢献は国際的にはほぼ無視されている(論文は基研の Prog. Theo. Phys. じゃなくて、ちゃんと Physical Review に出してるのにね。。)せめてもの救いは、解説も書いている坂井さんがちゃんと登場することか。

  • チェアー

    実験室で宇宙をつくることは、理論上は可能らしい。ならやってみれば、宇宙の始原について大きな知見が得られるだろうと簡単に思った。だが、問題はそこではない。宇宙をつくると人間が神になるということだ。できた宇宙について、人間は責任を取れるのか。そこで発生した文明や生物について、人間は保護すべきなのか、など倫理的な問題が生じるのだった。そこでは宗教(的な概念)と科学が密接に関連してくるのだ。

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