ジークリート・ラウベ

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庭師の娘

ジークリート・ラウベ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784001156614
ISBN 10 : 400115661X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本当の望みは、庭師になること―。メスメル博士のお屋敷に、庭師の父親と住むマリーは、修道院で勉強中。だけど、考えているのは植物のことばかり。女の子が夢をかなえるのは難しかった時代、マリーは迷いながらも、すすんでいく。

【著者紹介】
ジークリート・ラウベ : 1953‐2007。ウィーンに生まれる。大学職員として働いたのち、作家になる。モーツァルトを紹介する『ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト』はオーストリアの美しい本賞、オースリア青少年図書賞を受賞した。ほかに、ウィーン児童図書賞を受賞した絵本『お花の舞踏会』などの著書がある

若松宣子 : 1973年生まれ。白百合女子大学児童文化研究センター助手を経て中央大学文学部文学研究科独文学専攻博士課程修了。現在、中央大学講師

中村悦子 : 児童書の挿絵や絵本を多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆみねこ

    女性の地位が低かった18世紀のウィーンで、庭師になりたい娘マリーの物語。一歩踏み出すために背中を押してくれる人がいて、マリーが幸せになれそうで良かったです。幼いモーツァルト登場も良かったです。

  • はる

    封建的な時代の中、女性ながら庭師になろうと夢見る少女の物語。植物に関しては天才的なのに、修道女にならなければならない運命に悩みます。やや苦手な文体でしたが、18世紀後半のウィーンの雰囲気はいい感じ。重要な役柄で子供時代のモーツァルトが出てきます。映画「アマデウス」のイメージそのままの自由ぶりで可笑しい。装画は中村悦子さん。さすがの素敵さです。

  • Rosemary*

    草花が大好きで庭師になることを夢みるマリーは父の希望で修道院にはいることが決まっていました。女性が好きな職業につくことが難しかった時代に夢を諦めずひたむきに追い求める姿、また、それに理解を示し協力する大人の姿は素晴らしい。何と言っても実在したと言うメスメル博士が偉大です。本気で何かがしたければ、叶うまで決して努力を怠ってはいけない。未来を夢みる若者に力強い希望の光。表紙も中の挿絵もとっても素敵です。

  • ひめありす@灯れ松明の火

    まだ女性が自分で仕事を決める事が出来なかった頃のお話。普段海外の物は殆ど読まないのですが、ここでレビューを見て読まなくちゃ!!と思って読みました。今、楽聖少女も呼んでいるので「このアマデウス坊ちゃんが将来マリーとあんなことに……!」と思うとちょっと面白おかしい気分になりました。それにしてもメスメル博士はすごい。もしこの人が居なかったら、民衆に音楽が解放されるのはもっと遅くて、私達がファンクラブに入ってミュージシャンを支えたり、コンサートやライブに行ったりするのも、もっと遅れていたかもしれないと思いました。

  • 万葉語り

    18世紀のウィーンではフェミニズムなんて考えはなく、マリーは修道院に入り看護の道に進むことが決まっている。庭師の父親とともに住み込んだメスメル博士との出会いが、彼女を思いもしなかった未来へと運んでいく。12歳のモーツァルトにも出会える作品です。2020-154

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