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ISBN 10 : 4102038035
Content Description
精神医学者としてヒステリーの治療に携わり、精神分析の方法を確立、精神の深層の無意識界に光をあて、人間心理の源をさぐったフロイトの学説は、ひろく人文科学の諸領域、特に二十世紀文学に多大な影響を及ぼした。本書は、日常生活において無意識に抑圧されている欲求と“夢”との関係を分析、実例を詳査してその解釈により、人間心理を解きあかそうとする名著である。
目次 : 1 夢の問題の学問的文献/ / 2 夢判断の方法―ある夢実例の分析/ 3 夢は願望充足である/ 4 夢の歪曲/ 5 夢の材料と夢の源泉/ 6 夢の作業
【著者紹介】
フロイト : 1856〜1939。モラビアのフライベルク(現チェコ)生れ。貧しいユダヤ羊毛商人の子。ウィーン大学卒業後、病院勤務、大学講師を経て、ウィーンで開業医となる。人間の心の大部分は無意識の領域であることを発見、従来の催眠治療にかわる、自由連想法による治療技術としての精神分析を確立。その理論は社会的に反発も多かったが、徐々に浸透、20世紀前半の思想界、文学等に与えた影響は測り知れない。ナチスを逃れ亡命先のロンドンで病死
高橋義孝 : 1913〜1995。東京生れ。東大独文科卒。九大、名大等で教鞭をとる。翻訳の他、評論、随筆でも高い評価を得た。『森鴎外』(読売文学賞)等著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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