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ISBN 10 : 4309229794
Content Description
20世紀を代表する哲学者ジル・ドゥルーズ。彼は唯一の絵画論である『フランシス・ベーコン 感覚の論理学』を刊行した同年に、講義で集中的に絵画について論じていた。セザンヌ、ファン・ゴッホ、ミケランジェロ、ターナー、クレー、ポロック、モンドリアン、ベーコン、ドラクロワ、ゴーギャン、カラヴァッジョ…彼らはいったい何と格闘してきたのか?数多くの画家の仕事を、美術史家リーグルやヴェルフリン、ヴォリンガーらによる研究を参照しつつ解読し、「ダイアグラム」「コード」「デジタル/アナログ」「変調」といった哲学的概念を提示する。著作に連なる重要な指摘がなされる一方で、より闊達に、また詳細に展開される議論。芸術と哲学をめぐる理解を一新する声の記録がついに公刊される。サン=ドニ(パリ第8大学)にて、1981年3月から6月まで全8回にわたって行われた講義に、詳細な注釈を加えて収録。
目次 : 一九八一年三月三十一日講義/ 一九八一年四月七日講義/ 一九八一年四月二十八日講義/ 一九八一年五月五日講義/ 一九八一年五月十二日講義/ 一九八一年五月十九日講義/ 一九八一年五月二十六日講義/ 一九八一年六月二日講義
【著者紹介】
ジル・ドゥルーズ : 1925‐1995年。フランスの哲学者。1969年よりパリ第8大学教授。西欧哲学の伝統を批判的に継承することで創造した「差異」「強度」「内在」「生成変化」などの概念は、今日にいたるまで、さまざまな領域へ絶大な影響を与え続けている
ダヴィッド・ラプジャード : 1964年生まれ。フランスの哲学者。現在、パリ第1大学教授。晩年のドゥルーズに学んだ愛弟子のひとり
宇野邦一 : 1948年生まれ。立教大学名誉教授。専門は、フランス文学・思想、映像身体論。京都大学を経て、パリ第8大学でドゥルーズのもとで学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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