Product Details
ISBN 10 : 4532324483
Content Description
いま求められるのは、広い視野と「WHY」を突き詰める視点である。「未知なるものを身近なものに」「身近なものを未知なるものに」変化させ、隠れたパターンを見いだすツールである。本書では人類学者のように「虫の目」で世界を視て、「鳥の目」で集めた情報と組み合わせることで「社会的沈黙」に耳を澄ます技術「アンソロ・ビジョン(人類学的視野)」を紹介する。フィナンシャル・タイムズ紙(FT)のトップジャーナリストが執筆した話題作。
目次 : まえがき もうひとつの「AI」、アンソロポロジー・インテリジェンス/ 第1部 「未知なるもの」を身近なものへ(カルチャーショック―そもそも人類学とは何か/ カーゴカルト―インテルとネスレの異文化体験/ 感染症―なぜ医学ではパンデミックを止められないのか)/ 第2部 「身近なもの」を未知なるものへ(金融危機―なぜ投資銀行はリスクを読み誤ったのか/ 企業内対立―なぜゼネラル・モーターズの会議は紛糾したのか/ おかしな西洋人―なぜドッグフードや保育園におカネを払うのか)/ 第3部 社会的沈黙に耳を澄ます(「BIGLY」―トランプとティーンエイジャーについて私たちが見落としていたこと/ ケンブリッジ・アナリティカ―なぜ経済学者はサイバー空間に弱いのか/ リモートワーク―なぜオフィスが必要なのか/ モラルマネー―サステナビリティ運動が盛り上がる本当の理由/ アマゾンからAmazonへ―誰もが人類学者の視点を身につけたら)
【著者紹介】
ジリアン・テット : FT米国版編集委員会委員長。米国版エディター・アット・ラージ。ケンブリッジ大学にて博士号(社会人類学)取得。フィナンシャル・タイムズ紙(FT)入社後、ソ連崩壊時の中央アジア諸国を取材。その後、東京支局長もつとめる。イギリスに戻り「Lexコラム」担当。金融ジャーナリストの最高の栄誉ウィンコット賞を受賞したほか、ブリティッシュ・ジャーナリスト・オブ・ザ・イヤー賞、コラムニスト・オブ・ザ・イヤー賞、ビジネス・ジャーナリスト・オブ・ザ・イヤー賞などを受賞。米国版編集長を経て現職。著書『愚者の黄金』(ファイナンシャル・ブック・オブ・ザ・イヤー賞受賞作)など
土方奈美訳 : 翻訳家。慶應義塾大学文学部卒業。日本経済新聞、日経ビジネスなどの記者を務めたのち、2008年に独立。2012年モントレー国際大学院にて修士号(翻訳)取得。米国公認会計士、ファイナンシャル・プランナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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