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音に出会った日

ジョー ミルン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784777816255
ISBN 10 : 4777816257
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

生後16カ月で“全聾”と診断されたジョー・ミルンは心ない差別やいじめ、数え切れない程の苦難に立ち向かいながら一歩一歩、自立した大人の女性へと成長していった。しかし、30代にさしかかったある日アッシャー症候群という進行性の難病を宣告されてしまう。音だけでなく、いつか光までも失うかもしれない…新たな試練、不安と恐怖に苦しむ日々。そして、運命の出会いが訪れる―

目次 : わたしの耳/ 風船と羽根/ 金属の箱/ おじいちゃんの5ペンス硬貨/ レコードの聴き方/ 病名/ 看護師になる夢/ 祖父との別れ/ 上着の横縞/ 辞表/ 写真を見る時間/ 盲導犬がやってきた/ 職場復帰/ 手術室へ/ 音に出会った日/ はじめての音楽/ テレビ出演/ あたらしい役割

【著者紹介】
ジョー ミルン : 1974年、イングランド北東部ゲイツベッドに生まれる。生後16カ月で全聾と診断され、29歳でアッシャー症候群と判明、聾者と認定される。2014年、人工内耳の手術を受け、生まれて初めて音が聞こえるようになった。彼女の物語は世界中のメディアに取り上げられ、手術後初めて人工内耳のスイッチが入れられたときの模様を、世界で400万を超える人びとが見守った。現在は、聾盲者の人たちの“メンター”として国中を飛び回っている

加藤洋子 : 文芸翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 紫綺

    耳が聴こえなかった幼い少女が、その困難を乗り越え、立派な大人の女性になった。その彼女に、アッシャー症候群という更なる不幸が襲う。盲目の危機に、一筋の音が…。

  • けんとまん1007

    視覚、聴覚など当たり前のようであって、実は、そうでもないのだと思った。生まれた時から無い場合、生後、だんだんと無くなっていく場合、いろいろだ。人工内耳手術で、初めて本格的に音に出会う物語は、想像を絶するものがあるとしか言えない。ご本人の努力もあるし、ご家族も含めたサポートや出会いもあってのこと。巻末に書かれていた、初めて手術後、音に出会う時の様子がユーチューブにあって、見てみたが、涙が出そうになった。

  • ケニオミ

    「失ったものを嘆くよりも、残されたものを大切にせよ」という言葉を思い出しました。極度の難聴者として生まれて、子供の頃から他人からの嫌がらせを受けてきた著者が、アッシャー症候群と診断され、視力すらも段々と失うことになる。音のない暗闇の世界の住民となる恐ろしさは、健常者であっても容易に想像できることだろう。その身が竦むような未来に転機が訪れたのは、聴力回復のための外科手術だった。聴力を得た著者は、まだ視力を失いつつある事実が些細なことと感じるほど、喜びに満ち溢れた生活を送ることなる。読んでよかった一冊でした。

  • 奈良坂葵

    全聾の少女がいじめを乗り越え、視力も低下する中、39歳で人工内耳により初めて音を聞く。家族や仕事など考えさせられるドキュメンタリー

  • あちぇたな

    39歳にして音を初めて聞いたイギリス人女性の実話。最後YouTubeの話があり、読み終わった後に本当のシーンを観た。すごい世の中のになったものだ。ジョーはインテリジェンスな強い女性で、心底尊敬する。しかし音の概念がなく、初めて聞いた音をなんて言ってるか認識出来ているのが不思議。

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