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ビル・エヴァンス・トリオ 最後の二年間 Times Remembered

ジョー・ラ・バーベラ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794226877
ISBN 10 : 479422687X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ジャズピアノの世界に圧倒的な影響を与えた巨匠ビル・エヴァンス、
そのラスト・トリオのドラマー、ジョー・ラ・バーベラが綴ったエヴァンスとの思い出、
そして最期を迎えるまでの日々。エヴァンスの軌跡、音楽に対するエヴァンスの哲学と信念、
トリオの主要なレコーディング・セッションの数々、ツアー中の舞台裏の秘話などが語られる。
このトリオの想像を超えて深く純粋な音楽が生み出される体験をジョーは全身で受け止めたが、
彼はまたその夢の演奏が消え失せるところにも立ち会った――。
エヴァンスがこよなく愛したラスト・トリオのメンバー本人による感動的な回想記。


[目次]

日本の読者のみなさんへ
まえがき ハル・ミラー
はじめに
プロローグ
第1章 誕生
第2章 バークリー(とビル)
第3章 仲間のつながり
 *証言 ピーター・アースキン/アルフォンソ・ジョンソン
第4章 オーディション
 *証言 マーク・ジョンソン/ジョン・ディ・マルティーノ
第5章 ふたたび巡業へ
 *証言 マーク・ジョンソン/ゲイリー・ノヴァク/ローリー・ ヴァホーマン/マルコム・ページ/トゥンデ・アグビ/マーク・コープランド
第6章 ビルからのレッスン――発見の喜び
 *証言 アンディ・ラヴァーン
第7章 We Will Meet Again
 *証言 マーク・ジョンソン
第8章 ビルと過ごした時間 1
第9章 バースデー・ブルースとブエノスアイレス
*証言 ゲイリー・ダイアル
第10章 ビルと過ごした時間 2
第11章 期待
第12章 ビルと過ごした時間 3
第13章 パリ・コンサート――ヨーロッパ、1979年 153
第14章 ビルと過ごした時間 4
第15章 ヴィレッジ・ヴァンガード――Turn Out the Stars
 *証言 ティファニー・ラ・バーベラ=パーマー
第16章 ビルと過ごした時間 5
第17章 最後の日々――ヨーロッパ、1980年
 *証言 マーク・ジョンソン
第18章 最後の日々――アメリカ国内
 *証言 デニー・ザイトリン/リッチー・バイラーク/アダム・ナスバウム/アンディ・ラヴァーン
第19章 1980年9月15日
 *証言 ジョン・メイヤー
第20章 その後
第21章 エピローグ――Re: Person I Knew
謝辞
ソーホーでの哀悼――フランソワ・ラシャルム
ビル・エヴァンス、ビル・エヴァンス・トリオ――ジョー・ラ・バーベラ
訳者あとがき
ビル・エヴァンス・トリオ ツアー・スケジュール――トニーノ・ヴァンタジャート
ビル・エヴァンス・トリオ レコーディングリスト
原註
参考資料


《著者情報》

ジョー・ラ・バーベラ(Joe La Barbera)
著・文・その他
ジャズ・ドラマー。1948年生まれ。ニューヨーク州出身。バークリー音楽大学、米陸軍軍楽隊での兵役を経て、ジャズ・ミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせた。1979年1月〜1980年9月、ビル・エヴァンスの逝去までビル・エヴァンス・トリオのドラマーを務めた。ウディ・ハーマン、チャック・マンジョーネ、ジョン・スコフィールド、ジム・ホール、ハンク・ジョーンズ、バド・シャンク、ゲイリー・バートン、マイケル&ランディ・ブレッカー、トゥーツ・シールマンスなどの世界的なジャズ・アーティストと共演。1993〜2021年までカリフォルニア芸術大学で教鞭をとる。2019年にはロサンゼルス・ジャズ・ソサエティおよびロサンゼルス・カウンティ美術館より名誉あるジャズ・トレジャー・アワードを受賞。現在はカリフォルニア州在住。

チャールズ・レヴィン(Charles Levin)
著・文・その他
ライター。「Ventura County Star」「DownBeat」「Jazziz」各誌や、モントレー・ジャズ・フェスティバルのプログラムに寄稿。プロのドラマーとしては計30年間活動。途中、カリフォルニア芸術大学に戻りラ・バーベラに師事し、BFAとMFAを取得。ジャズ・グループCodaを率いたほか、ジョニ・ミッチェルのトリビュート・バンドDreamlandの共同リーダー兼マネジメント担当としてツアーを開催した。

荒井 理子(あらい・あやこ)
翻訳
お茶の水女子大学文教育学部外国語文学科(英文学専攻)卒業。主な訳書は『サクソフォン マニュアル日本語版』(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)、『ブルーノート・レコード 妥協なき表現の軌跡』(共訳、ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)、『ゲッツ/ジルベルト 名盤の誕生』(シンコーミュージック・エンタテイメント)など。

【著者紹介】
ジョー・ラ・バーベラ : ジャズ・ドラマー。1948年生まれ。ニューヨーク州出身。バークリー音楽大学、米陸軍軍楽隊での兵役を経て、ジャズ・ミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせた。1979年1月〜1980年9月、ビル・エヴァンスの逝去までビル・エヴァンス・トリオのドラマーを務めた。世界的なジャズ・アーティストと共演。1993〜2021年までカリフォルニア芸術大学で教鞭をとる。2019年にはロサンゼルス・ジャズ・ソサエティおよびロサンゼルス・カウンティ美術館より名誉あるジャズ・トレジャー・アワードを受賞。減税はカリフォルニア州在住

チャールズ・レヴィン : ライター。「Ventura County Star」「DownBeat」「Jazziz」各誌や、モントレー・ジャズ・フェスティバルのプログラムに寄稿。プロのドラマーとしては計30年間活動。途中、カリフォルニア芸術大学に戻りラ・バーベラに師事し、BFAとMFAを取得。ジャズ・グループCodaを率いたほか、ジョニ・ミッチェルのトリビュート・バンドDreamlandの共同リーダー兼マネジメント担当としてツアーを開催した

荒井理子 : お茶の水女子大学文教育学部外国語文学科(英文学専攻)卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kano Ts

    ビル・エヴァンス(トリオ)についてある程度知っている人だとより楽しめる。この本を読む前にファーストトリオの存在と後期における演奏の変遷は知っておいて損はない。音源を聞き比べながらでもいいだろう。この頃の引き狂ったような演奏が大好きなので、もう少しこのラストトリオの演奏の進化を聞いてみたかった。でも体がボロボロで精神が純な、そんなギャップのある状態から出来た演奏なのかな。ジョー・ラ・バーベラの喜び・苦労・崩壊への予兆、それらがありありと描かれる。ビル・エヴァンスファンなら間違いなく楽しめる一冊だと思う。

  • kurupira

    ここ数年はリモート中心となり、仕事中に好きな音楽をかけることが多く、ジャズは作業用BGM向けでもあり、ビルエヴァンスのピアノはいつ聞いても良いなと感じる。繊細さ、緊張感あっての美しい演奏は、音楽へのプロ意識が背景にあることを本作から知ることができた。残念な結末であるが、まだまだ聞いていない音源があるので少しずつ増やしていきたい。

  • shun

    最後のトリオのドラマーとしてエヴァンス最後の2年間を間近で見ていたジョー・ラ・バーベラによる回想記。エヴァンス好きにはかなりおすすめの一冊。エヴァンスがよく言っていたという「私の外側はボロボロかもしれないけど、内側はきれいなままだ」という言葉にぐっときた。

  • tanikenn

    「発見の喜び」この一言が響く。ラ・バーベラさんが素直に愛を持って語ってくださっているのが素晴らしい。読了後は音楽を聴くのみ。久しぶりにビル・エヴァンスの音楽に浸っています。

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