ジョー・マーチャント

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Books

ツタンカーメン死後の奇妙な物語

ジョー・マーチャント

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163901251
ISBN 10 : 4163901256
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ツタンカーメンに魅了され、翻弄された人々の人間ドラマと、死後3000年を経て発掘された少年王がたどった奇妙なる運命。『アンティキテラ古代ギリシアのコンピュータ』の著者が、多彩なデータをもとに描き出す、画期的な科学ノンフィクション!

目次 : 伝説のトンネル/ 蝋燭の炎が照らしたもの/ 姿を消した文明のドラマ/ 死は速き翼に乗って/ 手荒な検死解剖/ ミイラはどのように作られたのか/ リヴァプールからの手紙/ 血と骨が語る秘密/ ファラオのX線写真を撮る/ 王の実像/ 恐怖のピラミッドと死を呼ぶ墓場/ 輪切りにされて蘇る命/ 古代DNA研究室/ 指紋、科学捜査、そして家系図/ 闇の中を転がるDNA/ ツタンカーメンの死因は何か/ 革命/ ファラオとの対面

【著者紹介】
ジョー・マーチャント著 : 科学ジャーナリスト。生物学を学び、医療微生物学で博士号を取得。「ネイチャー」や「ニュー・サイエンティスト」などの一流科学雑誌で記者、編集者をつとめた後、独立。海洋考古学から遺伝子工学の未来まで、先端科学の専門家として執筆活動をおこなう。現在ロンドン在住

木村博江 : 東京都生まれ。国際基督教大学を卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さつき

    古代エジプトには子供の頃から興味を持っていたのでツタンカーメンのミイラがCTスキャンやDNA鑑定を受けたことは知っていました。3000年前のミイラから本当にDNAを採取できるの?と常々疑問に思っていましたが、この本を読んで古代DNAについては懐疑派の研究者も多いことを知りました。政治的思惑もからんで真相は藪の中だなぁ。また、カーターによる発掘当初に行った現代ではあり得ない粗雑な扱いや、第二次世界大戦中に盗掘にあったことなどは全く知らず、なかなか衝撃的。幾重にも絡み合った謎が人々を惹きつけるのでしょうね。

  • 挫躯魔

    とても読みやすく、とても面白かった。著者の書き方がものすごく丁寧で私のような学に乏しい人でも楽しんで読めると思う、誰にでもわかり易く事実を整理して、そこに少し物語的なエッセンスや著者の興味深い仮説などなど読みごたえのある本だった。 流石ジャーナリスト!の一言です。

  • ゆずこまめ

    科学的調査と言っても、なかなか難しいんだということがわかった。科学者の間でも意見が割れているようなので、今後の研究に期待したい。

  • Emily050221

    ミイラの人工的な作り方の詳細や、自然界でも作られることがあると初めて知った。エジプトの歴史に詳しくなかったので、新しく知る内容が多々あり、興味深く思った。いつの時代でも人の汚い部分や、良い部分があり、人間らしさを感じる内容があった。

  • 黒豆

    未盗掘で発見されたツタンカーメンの最新機器(レントゲン,DNA鑑定,CT)による鑑定記録というより歴史的な調査の物語。DNA鑑定からの家系図、本当にDNAが残っているか?汚染では?などなど科学的視点から興味深い内容だった。

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