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ガザ 欄外の声を求めて Footnotes In Gaza

ジョー・サッコ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784911273012
ISBN 10 : 4911273011
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

コミック界のアカデミー賞「アイズナー賞」受賞作品
世界屈指の風刺漫画家による芸術的ジャーナリズム

忘れられかけた物語を拾い集め
“植えつけられた憎悪”の根源に迫る

1956年、ハーンユーニスで275人、ラファハで111人のパレスチナ人がイスラエル兵に射殺された。無数の公文書の奥に埋もれた凄惨な大虐殺事件に着目したコミック・ジャーナリストが、徹底的な独自調査により、ガザ地区の過去と現在、悲劇の本質を浮かび上がらせる。

[FOOTNOTE=挿話・脚註]


漫画で学ぶパレスチナ/イスラエル問題

「ジョー・サッコの素晴らしくも痛ましい戦争ルポルタージュは説得力がある。一冊の本が私たちの人生にとっていかに重要かを教えてくれる」――「ニューヨーク・タイムズ」

「サッコの仕事にはほとんど前例がない。唯一無二の存在だ」――「ニューヨーク・レヴュー・オブ・ブックス」

「現代史を記録するシーケンシャル・アートの妥当性を世界に宣言する説得力のある傑作」――「ワシントン・ポスト」

「絶望的な状況に追い込まれた民衆を描いた、時代を超越する肖像。これまでにないジャンル。コミックス形式のジャーナリズムにおける天才的な作品」――「ロサンジェルス・タイムズ」

【著者紹介】
ジョー・サッコ : 1960年、マルタ島生まれ。コミック・ジャーナリスト。戦争ルポルタージュ漫画の作家、芸術家として広く認められており、「ディテールズ」、「ニューヨーク・タイムズ」、「タイム」、「ハーパー」など各誌に漫画によるリポートを発表してきた。著作は14か国語に翻訳されている。1991年から92年にかけて現地を取材して刊行したコミック『パレスチナ(Palestine)』(日本語訳は小野耕世訳、2007年/特別増補版、2023年)はアメリカン・ブック賞を受賞など。2023年、マルタ大学より文学博士号を授与された

早尾貴紀 : 1973年生まれ、東京経済大学教員。パレスチナ/イスラエル研究、社会思想史研究。ヘブライ大学客員研究員として2002‐4年(第二次インティファーダ期)に東エルサレム在住、その間に西岸地区、ガザ地区、イスラエル国内でフィールドワーク(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 1.3manen

    O図書館。マンガによるリアルな描写に引き込まれた。1993年にPLOがイスラエルとオスロ合意。これに起こったパレスチナ人(27頁)。犠牲になったのは民衆。。2000年9月、エルサレムのアル=アクサ―・モスクをシャロンが訪問、オスロ時代が終わる(28頁)。ガザ地区は世界で人口密度が高い。02−03年、130万人のパレスチナ人が7割の土地に住んでいた。彼らの失業率50%、1日2ドル以下の貧困は70%(30頁)。読むにつれ、人間の安保がここにはない、と思うしかなかった。。

  • たまきら

    もうこの地における殺戮の積み重ねにはヒトという生物の「原罪」しか感じられない。殺し、また殺し、休んだようなふりをして、また殺す。そして女たちは産み、産み、殺される者たちを凌駕すべく産み続ける。この本は2009年に描かれているのに、あれからさらにひどい殺戮が続いている。…そして、奪い取られた人を待ち続ける人たちがいる。…「彼を見つけたのだと思った」と暗闇でつぶやく老女の言葉と描写は、また違う層の地獄の描写だと思った。…こんな憎しみの連鎖の中に生きたくない。加担したくないー強く思わさせられた。

  • pushuca

    この本には卓越した画力と構成力、そして真実を伝える力がある。

  • ちり

    この本で描かれるすべてが痛ましいが、50年近く経っても「彼が見つかったの?」と顔色を変える女性のところで読み進められなくなってしばらく止まった。

  • らすた

    残念ながら私には十分伝わらなかった。 日本の漫画表現に慣れすぎてるせいだろうか。意味が取りづらいところが多々あった。「脚注」という言い回しも腑に落ちる比喩ではなかった。 パレスチナの状況には心を痛めており、その歴史についてより深く知りたいと思って手に取ったのだが、期待に反していた。著者の努力には敬意を表します。

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