Product Details
ISBN 10 : 4887084293
Content Description
この矛盾だらけの現在をもたらした原因を、さかのぼって理解するのには、「歴史」特に「長期の歴史」が、不可欠となっている。二人の歴史家は、この数十年間進んでいた歴史の個別専門化の後に、「長期」の物語が回帰していることに注目した。この回帰は歴史研究の未来にとって、また、この長期の物語をいかにして伝えるかの課題にとって、実に重要だと言う。本書は、デジタル時代における歴史学と人文科学の役割をめぐる論争へ、価値ある闘いを挑む。
目次 : 序章 人文科学のかがり火?/ 第1章 過去を振り返って未来を見つめる―長期持続の興隆/ 第2章 短期的過去―長期持続の後退/ 第3章 長期と短期―一九七〇年代以後の気候変動、統治、不平等/ 第4章 大きな問題、ビッグ・データ/ 結論 社会の未来としての過去
【著者紹介】
平田雅博 : 1951年、青森県に生まれる。東京大学文学部西洋史学科卒業・東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。愛媛大学法文学部助教授などをへて、現在、青山学院大学文学部教授
細川道久 : 1959年、岐阜県に生まれる。東京大学文学部西洋史学科卒業・同大学大学院人文科学研究科博士課程退学。博士(文学)。現在、鹿児島大学法文教育学域法文学系教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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1.3manen
読了日:2018/03/19
うえ
読了日:2021/09/10
佐藤丈宗
読了日:2017/10/15
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