ジョーゼフ・e・スティグリッツ

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入門経済学 第4版

ジョーゼフ・e・スティグリッツ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784492314197
ISBN 10 : 4492314199
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2012
Japan

Content Description

ヨーロッパの債務危機、ウォール街のデモ、ジャスミン革命…ますます混迷するグローバル経済を知るための、最初の一冊。

目次 : 現代の経済学/ 経済学的な考え方/ 需要、供給、価格/ 需要・供給分析の応用/ 市場と効率性/ 不完全市場入門/ 公共部門/ マクロ経済学と完全雇用/ 経済成長/ 失業とマクロ経済学/ インフレーションと総需要・失業/ グローバル危機:金融システム・世界経済・地球環境

【著者紹介】
ジョセフ・E・スティグリッツ : コロンビア大学教授。2001年に「情報の経済学」を築きあげた貢献により、G・A・アカロフ、A・M・スペンスとともにノーベル経済学賞を受賞。イェール大学、オックスフォード大学、プリンストン大学、スタンフォード大学を経て、現在はコロンビア大学教授。その研究活動の範囲はきわめて幅広く、ノーベル経済学賞の受賞理由となった「情報の経済学」のほかにも、時間とリスク、金融市場、財政、貿易、経済発展・開発など、経済学の多様な分野に新しい角度から鋭い分析を行い、多大な貢献がある。1993年から1997年にかけてクリントン政権下の大統領経済諮問委員会(CEA)委員・委員長、また1997年から2000年に世界銀行上級副総裁兼チーフエコノミストを務めるなど、現実の政策問題の分析・解決にも積極的にかかわっている

カール・E・ウォルシュ : カリフォルニア大学サンタクルツ校教授。プリンストン大学、オークランド大学(ニュージーランド)、スタンフォード大学を経て、現在カリフォルニア大学サンタクルツ校教授。特に金融分野において数多くの貢献があり、サンフランシスコ連銀のシニアエコノミストの経験もある。現在も、サンフランシスコ連銀、カンザス連銀、フィラデルフィア連銀や連邦準備制度理事会の客員研究員を務める。そのほか、香港、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、イギリスなどの中央銀行、およびIMF等の調査部門で金融経済学のコースを教えている

薮下史郎監修 : 1943年兵庫県生まれ。66年東京大学経済学部卒業。72年イェール大学Ph.D。横浜国立大学を経て、早稲田大学政治経済学術院教授

秋山太郎 : 1957年青森県生まれ。79年横浜国立大学経済学部卒業。84年東京大学大学院経済学研究科修了。現在横浜国立大学経済学部教授

蟻川靖浩 : 1969年兵庫県生まれ。92年早稲田大学政治経済学部卒業。2000年早稲田大学大学院経済学研究科修了。山形大学を経て、早稲田大学商学学術院准教授

大阿久博 : 1962年栃木県生まれ。92年早稲田大学政治経済学部卒業。97年早稲田大学大学院経済学研究科修了。新潟産業大学を経て、武蔵野大学政治経済学部教授

木立力 : 1954年青森県生まれ。78年横浜国立大学経済学部卒業。85年京都大学大学院経済学研究科修了。横浜国立大学を経て、青森公立大学経営経済学部教授

宮田亮 : 1970年兵庫県生まれ。93年早稲田大学政治経済学部卒業。2000年横浜国立大学大学院国際開発研究科修了(学術博士)。琉球大学法文学部准教授

清野一治 : 1957年東京都生まれ。85年東京大学大学大学院経済学研究科修了(経済学博士)。大阪大学を経て、早稲田大学政治経済学術院教授。2009年6月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Francis

    10年ぶりに再読。スティグリッツ先生がお年を召されたのでもうこの教科書の新版の発行はないかもしれない。リーマンショックの影響がまだ強く残っていた時代を感じさせるが、今でも通用する内容。やはり経済学の教科書を読むことは経済を理解するためにも必要不可欠。最後は地球環境問題で締めくくられる。この後トマ・ピケティ教授の「21世紀の資本」が出て格差問題がさらにクローズアップされることになる。アメリカの99%運動にも大きな影響を与えたとされるスティグリッツ先生がもし改訂版を書くとしたらどのように書き改めるのだろうか。

  • さきん

    来日したことで日本人にも広く知られるようになった。数年前から知っていたが、教科書という形で読むのは初めてだった。アメリカの教科書らしく、実際にどのような例があるのか詳しく何例も紹介しており、復習、確認のところでは、自分なりの考えや咀嚼を経ないと解けない形になっていた。主流経済学とは違い、公共の重要性についてもきちんと説いているのがよかった。また、日本の経済について少し情報が古いがわざわざ紹介していて、データはもちろんたくさん載っているので、読み応えがある。

  • molysk

    経済学は、社会において個人、企業、および政府が行う選択を研究する。彼らが望むものは希少であり、選択は避けられない。選択は、意思決定者が費用と便益を比較して決定される。選択には、選択肢ごとの費用と便益の情報が必要である。選択されたものの交換は市場で行われ、人々に分配される。主な市場は、生産物市場、労働市場、資本市場であり、それぞれ財、労働サービス、資金が交換される。また、経済学は主な二つの分野から成り、ミクロ経済は経済を構成する個体の行動に、マクロ経済学は経済全体の動きに、それぞれ注目する。

  • koke

    感無量。2週間以上かかったが、ついに経済学(の初歩)が分かった。経済学が分かることの何がいいかと言うと、経済学に無駄な期待や敵意を持たなくてよくなること。確かに経済学はあらゆる物事に関わるが、あらゆる物事についての一面的な見方に過ぎない。それは他の学問と同じ。要は使いようだ、と思った。 また、均衡や限界費用といった経済学の概念に、一種の美しさがあることは否定しがたい。美術館を出たときのように、ものを見る目が変わる。

  • 逆丸カツハ

    教科書というものを読んだことがなかったので、とりあえず正統なものを知るならこれなのかなと思って読んだ。市場は常に最も効率的な均衡に向かっていくとしても、その均衡には未来の他者の利害が含まれないので、資源の配分は現在に偏りうるなと思った。最近のESG投資やエシカル消費のブームは未来の他者への配慮となり得るのだろうか、とも思ったが、未来の他者への配慮とは必然的に不可能なものにならざるを得ないような気もする。

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