ジョーゼフ・キャンベル

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ジョーゼフ・キャンベルの神話と女神

ジョーゼフ・キャンベル

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562057610
ISBN 10 : 4562057610
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

原始の時代、女神は生と死と豊饒を司り、尊敬を集めていた。しかし社会の変化にともない、男神にその地位を追われていく。世界各地の神話、伝承をもとに、神話学の第一人者が女神の変容の歴史を探る。図版多数。

目次 : はじめに 偉大なる女神について/ 第1章 神話と女性の神格/ 第2章 創造者としての母なる神―新石器時代と青銅器時代/ 第3章 インド・ヨーロッパ語族の流入/ 第4章 シュメールとエジプトの女神/ 第5章 ギリシアの女神と男神/ 第6章 『イーリアス』と『オデュッセイア』/ 第7章 変容の秘儀/ 第8章 アモール

【著者紹介】
ジョーゼフ・キャンベル : 比較神話学の分野では随一のアメリカの執筆家、教授。1904年ニューヨーク市に生まれ、コロンビア大学では中世文学を専攻し、修士号を取得後、パリ、及びミュンヘンの大学で研究を続けた。カンタベリー・スクールで教職についた後、1934年からサラ・ローレンス大学文学部に移り、長年にわたって教鞭をとった。初の自身の著作『千の顔をもつ英雄』(倉田真木、斎藤静代、関根光宏訳/早川書房/2015年)が1949年に出版されると、直ちに高い評価を受け、のちに神話学の金字塔としての地位を獲得する。1987年に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Akito Yoshiue

    久しぶりに訳されたキャンベルの論考。ワンパターンと思う人もいるかもしれないが、一本筋の通った論考に好感が持てる。訳書全体の構成もいいし、図版も多いのがとても良い。p 59の図版のきょうどうきゅうせいという部分は意味不明でした。

  • roughfractus02

    女神は生み、男神は殺すという対比で進む本書は、新石器時代の狩猟採集の人々の、男性が狩猟をし、女性が採集する役割からこの区別が始まると推測する。青銅器時代以後この役割は農耕民族の大地母神と遊牧民族の超越的男性神に分かれたが、「このパンは私の肉であり、この葡萄酒は私の血である」というイエスの言葉にも男性神を頂点とするキリスト教の中に大地母神の痕跡が認められるという。著者は、世界中の女性神を渉猟し、女性神が死んで埋められた大地から植物穀物が生じる豊穣の神話や性的快楽の男女差の言い伝えから豊穣との関係を取り出す。

  • 鵜鷺乃鈴芽

    自創作の資料として。幅広い女神が登場するのでありがたいです。

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