ジョージ・マレー・レビック

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南極のアデリーペンギン(仮)完全版

ジョージ・マレー・レビック

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791775644
ISBN 10 : 4791775643
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ペンギンは二千万年も前から南極大陸で生息しているが、人間によって観察されたのは、1911年にスコット探検隊に医者として参加したジョージ・マレー・レビックによるものがはじめてであった。南極探検から帰国後、レビックは自身の研究をAntarctic Penguinsとして一冊の本にまとめたが、当時の性道徳に反した部分は1915年に限定100部のパンフレットとして発行し、その存在は2012年まで知られることはなかった。そこには、最近になって判明したと思われていたペンギンの性行動がすでに記されており、現代のペンギン学者たちに衝撃を与えた。本書はそれら二冊をまとめた、今なお古びることのないアデリーペンギンに関する最初で貴重な研究の成果である。

目次 : 第1部(絶食期間)/ 第2部(アデリーペンギンの家庭生活/ 付録)/ 第3部(オオトウゾクカモメ/ エンペラーペンギンについて)

【著者紹介】
ジョージ・マレー・レビック : 1876‐1956。医師、生物学者。スコット探検隊の南極遠征に医師として参加し、南極で偶然ペンギンと出会ったことがきっかけで世界初のペンギン生物学者となる

夏目大 : 翻訳家

上田一生 : ペンギン会議研究員。40年間以上ペンギンの調査・研究・保全活動を続ける。葛西臨海水族園、長崎ペンギン水族館、天王寺動物園、福岡市動植物園などの動物園・水族館の監修をてがける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みーまりぽん

    3つの興味深い文章が収録されている。第1は「南極のアデリーペンギン:世界で最初のペンギン観察日記」(1914)。次に「G.M.レビック博士によるアデリーペンギンの性的行動に関する未発表の記述について」(2012)。そして第3に「アデリーペンギンの性的行動」(1915)。1つ目がレビック博士による1911年の10月から3月にかけての主たる観察記録で写真も多々交えて詳細に記されている。博士の観察ルールは非常に現代的であり、鳥たちを「人類と同等の生物だ」と考えておりスマート。とはいえ、食料にもしたやうですが..

  • よしあ

    読み始めたら止まらず一気に読んでしまった。 100年も前(1914年。第一次大戦前)のアデリーペンギンの観察記録。文章がクリアで読みやすい。著者自身が撮影した写真も、きれいに撮れているのが凄い。 それと、2012年に発表された論文について(発信は研究者の連名)。公式出版はされず、部内回覧用にのみ印刷された、省かれた記述の一部。埋もれていたのが再発見されたそうだ。この経緯も興味深い。ペンギンの逸脱した性行為を、当時の社会に出すのは憚られたらしい。

  • 完敗

    写真多数。著者がプロカメラマンに撮影指導を受けたエピソードが印象的だった。また、当時は発表を憚られたアデリーペンギンの性的行動についての記述が2012年に取り上げられた。その時に出来たことはしっかりやっていたのだろう。

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