ジョージ・マクドナルド

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狼女物語 美しくも妖しい短編傑作選

ジョージ・マクドナルド

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784875024361
ISBN 10 : 4875024363
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

眩しい月光のもと、狼から美女へと変身する狼女。虜にされた男たちは、抱擁とともに心臓を引き裂かれるという…。G.マクドナルド「狼娘の島」など、ヴィクトリア朝に始まる“魔性の女”の物語6編を編む。

【著者紹介】
ウェルズ恵子 : 立命館大学文学部教授。詩や歌謡といった「音」や「声」がとくに大事な文学を愛し、研究している

大貫昌子 : 在米翻訳家。比較文学に興味をもち、科学書の翻訳も文学的な背景を考慮しつつ進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ワッピー

    海外怪奇幻想小説アンソロジーガイドより。自分を育てた男を慕う雌狼「イーナ」、平和な家に入り込んだ貴婦人「白マントの女」、謎の青い花とリリスの愛「向こう岸の青い花」、蟄居を命じられた領主を誘惑する「コストプチンの白狼」、嵐の夜に出会った不思議な娘「狼娘の島」、貴公子をめぐる恋のさや当て「狼女物語」と解説「狼女」を収録。いずれも狼はキリスト教とは相いれない悪であるという前提ですが、「向こう岸〜」の美しさ、「狼女物語」の自らの行為を恥じて償いをする女性、そして変身の背景にある女性心理に言及する解説は興味深い。

  • あたびー

    #日本怪奇幻想読者クラブ 人狼の中でも女性を取り上げた主に19世紀(1編が20世紀)の小説を編んだアンソロジー。狼男と違って狼女は恐ろしくはあっても常に抗い難い美しさで表現される。巻末編者の解説では詳細な講義が展開されていて興味深い。魅力的な悪魔、異性を惹きつけそして嫉妬を引き起こす存在である狼女物語の様々なパターンが提示されている。

  • つるら@turulaJB

    #日本怪奇幻想読者クラブ #ひとり人狼祭り 3■ウェルズ恵子編 大貫昌子訳  工作舎2011.3 ■狼女テーマのアンソロジー、19〜20世紀中葉の欧米の6篇収録、知った名前はジョージ・マクドナルドのみ、全篇初読。■収録作には一部疑問を呈したいものがあるが、内容としては編者による総説含めて楽しめた■

  • 芍薬

    表紙の《レディ・リリス》に惹かれて購読。魔の者は抗い難く美しい。狼女を通して隠され抑圧された女性の歴史を読み取ろうとする解説が興味深かった。このテーマもうちょっと読み進めようかな?

  • HANA

    狼女に的を絞ったアンソロジー。内容は恐怖の対象としてのものと、ファム・ファタールとしてのものに大別できそうだが、根幹ではどこか通じ合う物を感じた。狼女が迫る恐怖を白のイメージで美しく書く「白マントの女」や種族を越えた悲恋「イーナ」象徴として扱われている「狼女物語」など収録作は多岐に渡っており、どれも楽しめた。

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