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オーウェル「1984」を漫画で読む

ジョージ・オーウェル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784900963986
ISBN 10 : 4900963984
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

時は1984年。強大な権力が支配する全体主義国家。表向きは従順な姿勢を装う市民、ウィンストン・スミスは、秘かに真実と自由を夢見ていた。彼の静かな反乱はいかなる結末を迎えたのだろうか?1949年の刊行以来、70年以上の長きにわたって読者を魅了し続ける『1984』。今回、人気アーティスト、フィド・ネスティがオーウェルの原文を忠実に引用しながら、全編に漂う不穏な空気を見事にビジュアル化したことで、新たな生命が吹き込まれた―。

【著者紹介】
ジョージ・オーウェル : 1903‐1950。1903年、イギリス植民地時代のインド生まれ。名門イートン校で学んだのち大学に進まず、ビルマで警官として勤務。やがて職を辞し帰国すると、ロンドンとパリでの放浪生活を経て、作家となった。スペイン内戦に兵士として参加した体験を綴ったルポルタージュ『カタロニア讃歌』を1938年に刊行。45年にはスターリンの独裁政治を風刺する寓話小説『動物農場』がベストセラーになり、作家としての名声を確立する。49年に発表された『1984』はそれを凌ぐ記録的ヒット作となり、「20世紀最高の文学」とも評される。『1984』の執筆中に結核が悪化し、刊行から数か月後の50年1月に46歳で死去した

フィド・ネスティ : 1971年ブラジルのサン・パウロ生まれ。30年以上にわたり、イラストやコミックの仕事をする。ポルトガルの傑作叙事詩『ウズ・ルジアダス』のコミック版(2006年)や、グラフィック・ノベル『A m´aquina de Goldberg』(2012年)を出版している。ネスティは1984年に『1984』を読んで大きな衝撃を受けたが、オーウェルの描くディストピアがどんどん現実になりつつある様子に今もなお畏怖を抱き続けているという

田内志文 : 1974年生まれ。元スヌーカー選手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • わむう

    1949年に刊行されたディストピア小説。世界がセアニア、ユーラシア、イースタシアという3つの国にわかれて統治されている。主人公のウィンストンがジュリアという女性と出会い密会するように。国の体制に疑問を抱いていることを知られ愛情省で「時計じかけのオレンジ」のような拷問を受ける。未来小説なのか、予言なのか、読んでいて怖くなります。

  • 千本通り

    原作の翻訳はかなり前に読み終えたが、今回漫画にしてそのイメージが蘇った。後半部分は忘れてしまっていたので、新鮮な気持ちで読み終えることができたが、まさにディストピアの世界。この作品では過去の書き換えが国家単位で行われているが、現実に日本では忖度という形で公文書が改ざんされたわけで、未来を予見していたといっていいだろう。

  • buchi

    村上春樹の1Q84が気になっていて見つけてしまった1冊。暗黒世界(ディストピア)を描いた小説の漫画版。内容はひたすら『気持ち悪い』。小説で読むのは難しかっただろうし、この絵の感じがディストピアの気持ち悪さを倍増させていていい感じ。ごく一部の特権階級の思惑で動かされているであろうこの世の中も小説とたいして変わり無いと思うと暗たんたる気持ちになるなぁ。ウクライナとロシアの戦争も結局終わらないしな。で、村上春樹の1Q84とは直接関係ないらしい。

  • Aby

    ジョージ・オーウェルの「1984」のグラフィックノベル(日本のマンガとは表現が異なる).原作の気持ち悪い世界観が絵で伝わってくる.「人間として生きる」って,考えることなんだよな.

  • けるめな

    『1984年』を読んだことのない人ではなく、読破済みの方におすすめしたい漫画 原作小説の忠実な漫画化に挑んだ作品だと感じた 分かりやすさなら『「漫画で読破」シリーズ』が圧倒的だろう しかし、原作にあった淡々と物語が進んでいく中で不気味さを覚える感覚は、画風から漂う不安定さも伴い原作以上とも言えると思う

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