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オーウェル「動物農場」を漫画で読む

ジョージ・オーウェル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784910962085
ISBN 10 : 4910962085
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人間から搾取されている動物たちが一斉蜂起して「動物主義」の旗のもと、誰もが平等な社会を築こうとする。飛び抜けた知識をもつ豚たちが自然と指導者の地位につき、働いただけの成果を与えられる動物たちは幸せな毎日を送っていた。しかし指導者の豚の間で権力争いが始まり、やがて一頭の豚が権力を一手に掌握する。彼は恐怖政治を敷くようになり、あろうことか人間との接近を図るまでになる。『1984』で知られるオーウェルの寓意に溢れた小説を遺族が公認する形で初の漫画化。平等社会はなぜ実現できないのか、権力に人はどのように対峙すべきなのか、というさまざまな教訓に満ちた作品になっています。

【著者紹介】
ジョージ・オーウェル : 1903‐1950。1903年、植民地時代のインドにて、英国公務員の息子としてベンガルのモティハリで生まれる。イートン校で学んだのち、1922年にビルマにてインド帝国警察に加わり、1927年に除隊して作家になった。1933年から49年にかけて小説やエッセイ、ノンフィクションなどを発表。1945年に『動物農場』が大成功を収め、1949年には『1984』がそれを凌ぐ記録的ヒット作となった。『1984』の刊行から数ヶ月後の1950年1月、ロンドンにて死去。20世紀でもっとも重要な作家のひとりとされる

ベルナルディ・オディール : 1967年、ブラジルのペロタス生まれ。漫画家、画家

田内志文 : 1974年生まれ。元スヌーカー選手で、アジア選手権、チーム戦世界選手権の出場経験を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • としピース

    80年前に書かれたオーウェルの「動物農場」が漫画にされた本書。帝国ロシアを象徴する牧場主が動物たちを虐待・搾取していて、豚や馬がその主たちを追放し、自分たちで農場を運営する。しかし、平和に共存できる農場になるはずが、狡猾な動物が真面目で無知な動物たちを支配していき、農場は再び地獄になってしまう。本作が書かれた80年前から、地球上のどこをどう切り取ってもこのような物語が繰り返されていて、A国のT、R国のP、I国のN、C国のX、S国のAなど次々と「腐った豚」が出現する今を、J国の私たちは気づかされるのだった。

  • yunyon

    昔、大学の必修の英語の授業の課題が「動物農場」で、毎回、何ページかに分けて、翻訳、発表があったのですが、1冊全部終わらず、いつかは読もうと思ってたら、ちょうどこの本に出会って、念願が叶いました。しかし、読後の気持ちはむなしいというか、レーニンやスターリンの時代と、今が全く変わらず、ミサイルマンやプーさん、戦争をやめない御方々、世界のお偉方の姿が浮かんできて。この話が、生き残らない世界はいつ来るのか、それとも、これは必然だから、永遠に残り続けるんでしょうね。

  • rubidus

    闘争、権力、腐敗。冷たい強さを感じる。

  • BONS

    権力は持つべきものではない。今も昔も同じこと繰り返してるね。戦争はなくならないし、80年前と今とどう違うというのか…

  • はぜ

    何となくソ連を批判しているというか、どんなに理想を追い求めても結局権力は腐敗するというメッセージは受け取れた。解説を読んで、ひとつひとつのキャラクターに明確なモデルがあるということを知った。現在だったらどん物語をオーウェルは書くだろう?

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