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超約 ヨーロッパの歴史 増補版

ジョン ハースト

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784487816897
ISBN 10 : 4487816890
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ヨーロッパの歴史を構造的に読み解いた世界的ベストセラーの最新版が刊行!ロシア・東欧史の世界的論客であるフィリップ・スラヴェスキが後記を執筆。ロシアのウクライナ侵攻を歴史的に読み解き、現代のヨーロッパの状況を補完する。文明史の大きな曲がり角で、今あらためて問う。「西欧」とはなんだったのか?

目次 : 超約 ヨーロッパの歴史(ヨーロッパの誕生―三つの要素/ 近代ヨーロッパ)/ ヨーロッパ史の諸相(侵入と征服/ 政治の第一形態―民主主義/ 政治の第二形態―封建制/ 皇帝と教皇/ 言語/ 普通の人々)/ 破壊的な諸力(産業化と革命/ 二つの世界大戦)

【著者紹介】
ジョン ハースト : オーストラリア出身の歴史家。1942年生。オーストラリアのラ・トローブ大学に40年近く所属し、同国の歴史を中心とした研究・教育にあたる。本書(原題)The Shortest History of Europeは、イギリス、フランス、ドイツ、中国、韓国、エジプト、スペイン、ブラジルなど世界18か国で出版され、世界的なベストセラーとなる。2016年没

フィリップ・スラヴェスキ : オーストラリアの歴史家。博士(歴史学)。オーストラリア国立大学で、ロシア/ソビエト連邦および東ヨーロッパ史の講義を担当する

福井憲彦 : 歴史家。学習院大学名誉教授、公益財団法人日仏会館名誉理事長。フランスを中心としたヨーロッパ近現代史を専攻

倉嶋雅人 : 編集者、翻訳家。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業。早稲田大学エクステンションセンター、中日文化センター、毎日文化センターで、「バラの文化史」と「ケルトの歴史と文化」の講座をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 特盛

    評価5/5。オーストラリアの歴史学教授によるヨーロッパの歴史教科書。ヨーロッパの歴史をゲルマン人の文化、キリスト教、ギリシャ/ローマ文化で語られるビッグヒストリー。大変分かりやすく、おもしろい。4か月程かけてじっくり読んだ。近代以降はキリスト教という礎が弱体化し、人はギリシャローマ由来の理性(科学、進歩)とゲルマン民族文化由来の感情(ナショナリズム、文化)に延々引き裂かれる構造にあるとの整理が本書のポイントだ。多かれ少なかれヨーロッパに強く影響された今の世界のあり様を理解する一つの足掛かりになった。

  • てつ

    初版で出会えなかったのが悔やまれるくらい面白くためになる本でした。目からウロコです。高校世界史でつまずいた方、是非手にとってみてくださいませ。

  • coolflat

    ・封建時代、戦争方法に大きな変化が現れた。古代社会のギリシャやローマでは歩兵だった。それがこの時からは騎兵が中心になっていった。東方世界の発明品「あぶみ」が西欧にも伝えられ、馬上で戦う男たちの戦闘能力が飛躍的に進歩した。歩兵にとって馬に乗った兵士を打ち倒すのは一段と難しくなり、騎兵の方は自分の力と重さに馬の重さを加えて戦うようになり、人馬はここでひとつの戦闘ユニットとなった。こうして馬に乗って戦う者はナイト(騎士)と呼ばれた。領主は王への奉仕のために数多くの騎士を供給することができた。

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