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ISBN 10 : 4006004206
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『正義論』を主著とするロールズが、ハーバード大学で三十年にわたり行った「近代政治哲学」講座の講義録。自らの“公正としての正義”という構想に照らし、「範例」とみなす八人の理論家を論じる。第一巻では、社会契約論を代表する理論家(ホッブズ・ロック・ルソー)と功利主義の理論家ヒュームを取り上げる。
目次 : 序論―政治哲学についての見解/ ホッブズ(ホッブズの世俗的道徳主義と社会契約の役割/ 人間本性と自然状態/ 実践的推論についてのホッブズの説明/ 主権者の役割と権力/ ホッブズ索引)/ ロック(ロックの自然法の教義/ 正統な体制に関するロックの解釈/ 所有権と階級国家)/ ヒューム(「原初契約について」/ 効用、正義、そして賢明な観察者)/ ルソー(社会契約―その問題/ 社会契約―諸仮定と一般意志(一)/ 一般意志(二)と安定性の問題)
【著者紹介】
ジョン・ロールズ : 1921‐2002年、元ハーバード大学教授
サミュエル・フリーマン : ペンシルベニア大学教授
齋藤純一 : 1958年生。早稲田大学政治経済学術院教授
佐藤正志 : 1948年生。早稲田大学名誉教授
山岡龍一 : 1963年生。放送大学教授
谷沢正嗣 : 1967年生。早稲田大学政治経済学術院准教授
〓山裕二 : 1979年生。明治大学政治経済学部准教授
小田川大典 : 1967年生。岡山大学社会文化科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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