ジョン・ルーイス・ギャディス

Individuals/organizations Page

Books

冷戦 その歴史と問題点

ジョン・ルーイス・ギャディス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779112713
ISBN 10 : 4779112710
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

20世紀後半の歴史を規定した冷戦は、長期にわたり、多くの場所で、様々なしかた、異なるレベルで戦われた。歴史としての冷戦を年代記的記述でなく、テーマに重点を置き、ひとつの構造として読み取る示唆に富む書。

【著者紹介】
ジョン・L・ガディス : エール大学歴史学部教授。アメリカを代表する冷戦史研究者

河合秀和 : 1933年京都市に生まれる。学習院大学名誉教授、中部大学特任教授

鈴木健人 : 1958年東京都に生まれる。広島市立大学国際学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • MUNEKAZ

    冷戦史の泰斗による概説書。通史に捉われず、冷戦を形作っていた各要素を解きほぐしながら、流麗な文章で綴っている。とくにデタント期の手詰まり感から、ヨハネ・パウロ2世を皮切りにレーガン、ゴルバチョフ、ケ小平ら現状の変更を信じる「主役たち」が出現し、ソ連崩壊へと至る怒涛のような終盤の流れは圧巻の一言。またウォーターゲート事件やヘルシンキ宣言の冷戦における意義など勉強になるところも多い。ただ民主主義の勝利を高らかに謳うオチは、現在からみると「さぁどうでしょう」感も。

  • わび

    原著の方を再読。「グローバル冷戦が何だ、文化冷戦が何だ、米ソの核の話をしろ」という感じでこれはこれでとても良い。とは言え決してコンサバな内容ではなく、ウォーターゲート事件からヘルシンキ宣言、デタントの崩壊までを「公正さ」の復権という切り口でサラリとまとめる章などは特に唸らせられる。一方で、冷戦終結/ソ連崩壊の要因としてそうした公正さに目覚めた東欧の民衆、レーガンやゴルバチョフら指導者の意志、共産主義体制そのものの欠陥などが挙げられる中で著者がとりわけ何を重視しているのかははっきりしない部分もある。

  • 木村マヤ(モクソン)

    正確であると同時に、とても読みやすい書籍。冷戦という現象が第二次世界大戦前からどのように進行していったのか?ソ連の立場から見た場合の冷戦、アメリカの立場から見た冷戦を分かりやすく章立てで書かれている。歴史の学習において冷戦が語られる時、基本的にアメリカ側の視点から書かれることが多いため、ソ連はどのような意図で行動していたのかを今まで理解していなかったが、この書籍のおかげで、ソ連やその指導者の行動の意図が理解できた。

  • yoshiyuki

    東西冷戦の始まりから終結までを章ごとに重要なポイントを絞って解説されていて、正に「分かりやすい」を重視した感じ。終始ソ連(特に歴代指導者)を軽くコキ下ろしてるように見えるのは、ある意味しょうがないのか(笑)

  • 挙党協

    流麗な戦後国際政治史。どうでもいいところだがさらりとウディ・アレン作品を引く記述がなかなかカッコいい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items