ジョン・メイナード=スミス

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生物学のすすめ ちくま学芸文庫

ジョン・メイナード=スミス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480097170
ISBN 10 : 4480097171
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

発展いちじるしい現代の生物学。最新の科学技術はヒトのDNAの配列情報までをも丸裸にしてしまった。けれども生物学には挑むべき謎が数々残されている。性には雌雄の二つがあるのはなぜか?生き物の形を決めるものは何か?生命の起源は?こうした問いを考えるために、動物の行動、自然のパターン、脳の働きなど幅広いテーマの基礎知識をわかりやすく紹介。生物学の大家が描く「生物学の見取り図」を手がかりに、生命の神秘に迫ってみよう。

目次 : 1章 生命とは何か/ 2章 遺伝/ 3章 性、組換え、生命のレベル/ 4章 自然のパターン/ 5章 進化生物学の諸問題/ 6章 安定性と調節/ 7章 行動/ 8章 脳と知覚/ 9章 発生/ 10章 生命の起源

【著者紹介】
ジョン・メイナード=スミス : 1920‐2004年。ケンブリッジ大学およびロンドン大学卒業。生物学に数学的手法を取り入れることで「血縁淘汰」「ESS(進化的に安定な戦略)」などの概念を確立。20世紀を代表する生物学者であり、現在の進化生態学の潮流を作り上げた一人として評価されている

木村武二 : 1935年生まれ。東京大学理学部卒業。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • オランジーナ@

    図が少なくて無理だった。

  • aspheric

    ジョン・メイナード・スミスの著作で一番とっつき易そうなものとして本書を選んだ。著者は努めて平易に解説しようとしているように感じるが、図が少ないので理解に時間を要する。いくらかバックグラウンドがあると、例えば高校で生物を学んだとかしているとすらすら読めてしまうのかもしれない。しかし論じられている内容は生命の起源など興味のあるところだ。

  • ぽてと

    現代生物学の功労者で、進化論に関する本にもよく登場する「進化的に安定な戦略」の発見者であるメイナード=スミスによる一般向けの啓蒙書。数十年前の本とはいえ、現代生物学へと至る四つの段階や、なぜ性別が存在しているのか、ネオ・ダーウィニズムなどについて語っている。ドーキンスのようなサイエンス・ライターではなく、本物の生物学者の思考に触れることができる良書。

  • Arnold Kawakami

    生物学を学ぶ人への本。現代生物学の分野10章立てで書かれている。30年前に出版された本だが、生物学で何が分かって、何が分からないかが書かれている。私の場合は、発生、生命の起源が興味深かった。

  • ほにょこ

    ★★★ 生物はどのようにして進化してきたのか、どういう原理で行動を決定しているのか。 なかなか興味深い内容で、筆者の考えは間違っているんじゃないかと感じたところもあり、 自分もこういう研究をしてみたいなとちょっぴり思ったりしました。

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