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グ-テンベルクの時代 印刷術が変えた世界

ジョン・マン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562040377
ISBN 10 : 4562040378
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

かつて創造されたものの中で、最も驚嘆すべき1冊の本、芸術と技術という宝石。グーテンベルク聖書という人類の至宝を生み出したドイツの技術者の生涯と、当時の激動の時代状況を、豊富な資料を駆使して描く。

【著者紹介】
ジョン・マン : ドイツ史と科学史を背景とした歴史家

田村勝省 : 1949年、東京生まれ。東京外国語大学、東京都立大学卒業。東京銀行勤務をへて、現在、関東学園大学経済学部教授。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Y2K☮

    悪名高き免罪符を広めたのが印刷術なら、それを糾弾するルターの著書を世界初のベストセラーにしたのもまた印刷術。この革新が筆写人の職を奪った史実はネットの普及が招いた現代の出版不況に重なる。グーテンベルクとはコロンブスであり坂本龍馬。材料や状況は既に整っていたが、実際に資金を集め、リスクを負って実行し、ビジネスとしてやり遂げられるか否かは別の話。後押ししたのは崇高な理念よりも逞しい商魂。そういうもの。母国語に翻訳された古今の名著を誰でも気軽に買えるのは当然の事ではない。そして改めて本は平等と中立の象徴だなと。

  • まりお

    活版印刷術を開発したグーテンベルクについて。彼に関する資料は少ないため、作者は15世紀のヨーロッパの歴史や人物から動向を探り、推察する。そのためこの本にはグーテンベルクが生きた時代、特に教皇の選挙、派閥問題など宗教の動きについても書かれている。さらにグーテンベルクの死後、印刷術が広まり、活発化した本の製作、それによる知識がより素早く伝達した世界についても書かれている。この発明が情報の伝達にどれほど貢献したか、ルターによる宗教改革の流れと共によく分かる。

  • 山のトンネル

    誤訳が多いらしいが内容は充実している1冊。

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