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小道をぬけて

ジョン・マクガハン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336048479
ISBN 10 : 4336048479
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

最愛の母の死、専制的な父との確執、そして旅立ち。美しくも過酷なアイルランドの四季折々を背景に、現代アイルランドを代表する作家が、自らの半生を重ね合わせて綴った遺作傑作長篇。

【著者紹介】
ジョン・マクガハン : 1934年アイルランドのダブリンに、警察官の父と小学校教諭の母との間に生まれる。大学を卒業後、小学校教員となる。1963年The Barracksで作家としてデビュー。1965年の第二作『青い夕闇』が発禁処分を受け、教員の職を失い、ロンドンに出て、臨時教員や建築現場の労働者として働く。スペイン、アメリカなどを転々としたすえ、1970年にアイルランドに帰国、再び小説の執筆を始める。Amongst Women(1990)でアイリッシュ・タイムズ賞などを受賞、またイギリスのブッカー賞の候補作にもなった。現代アイルランドを代表する作家の一人である。2006年3月死去

東川正彦 : 1946年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぱせり

    アイルランドの四季折々の風景を背景にして描かれる作家の半生の物語。家族・親族の結びつきの強さが、印象的だった。成長していく子どもたちを助けた、いちばん大きなものは、すでにこの世の人ではない(天国にいる)母の見守りで、この母は、子どもたちと一緒にいられるわずかな時間に、一生分の宝を手渡した人だった、と思う。

  • fumi

    フランク・マコートよりも経済的にも生活環境も恵まれた幼少期だったのだろうけれども、気分屋で強権的な父親と暮らすのは大変だったろうなぁ、と思う。そんな父親に対して、兄弟姉妹が団結したという点に、なんとなく納得した。

  • fumiaki kawasaki

    とにかく昨今誤植は多いのですが、これは見過ごせないので明記。241ページの「天上桟敷の人々」は「天井桟敷の人々」の間違い。マクガハンの他の本を読み解くには必読本。

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