ジョン・ブラッドショー

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猫的感覚 ハヤカワ文庫

ジョン・ブラッドショー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150504991
ISBN 10 : 4150504997
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

身近な存在でありながら、謎に包まれたミステリアスな生き物でもあるネコ。めったに感情をあらわにしない彼らは世界をどう見ていて、何をもとに行動しているのか?ネコにとっての幸福とは?野生から進化したイエネコの1万年におよぶ歴史から、わたしたちが考えるネコ像と実際の生態との違い、一緒に暮らすためのヒント、上手なしつけ方、ネコの未来までを、動物学者がわかりやすく解説するネコ好き必読の総合ネコ読本。

目次 : ネコを理解するために/ ネコの始まり/ ネコが野生から出てくる/ 一歩後退、二歩前進/ すべてのネコは飼いならされることを学ばなくてはならない/ ネコから見た世界/ 思考と感情/ 集団としてのネコ/ ネコと飼い主たち/ 個体としてのネコ/ ネコと野生生物/ 未来のネコたち

【著者紹介】
ジョン・ブラッドショー : 英国の動物学者。ブリストル大学人間動物関係学研究所元所長。長年にわたり飼いネコと飼いイヌの行動や心理、動物福祉、人間との関係を研究し、数多くの論文を発表。また、テレビの動物ドキュメンタリー番組にも数多く出演している。『猫的感覚―動物行動学が教えるネコの心理』は“ニューヨーク・タイムズ”ベストセラーとなり、NPRブック・オブ・ザ・イヤーを受賞

羽田詩津子 : 翻訳家。お茶の水女子大学英文科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    タイトルの邦訳は原題通りだが、副題の「動物行動学が教えるネコの心理」は少し売るための感が強い。原文は"The Feline Enigma Revealed"。そもそも著者のジョン・ブラッドショーは人間と動物との関係学が専門であって、動物行動学者とは趣きが違うだろう。それはともかく、ネコ学の書としては、歴史からはじまり、ネコの様々な場面での心理の様態を解き明かしてくれる貴重な1冊。この人の専門領域からすれば、第8章「ネコと飼い主たち」あたりが最も説得力を持っていそうである。

  • mae.dat

    ネコとの永続的な友好関係を存続させる為に、人はもっとネコの本能、社会性を学ばないといけないのかも知れませぬ。好ましい間柄になっている家族も沢山あると思いますが、家ネコにはヒトの要求を押し付け過ぎている可能性もあってね。良かれ又はこれくらいのことならと思う事が、ネコにはストレスとなっているのに気付いていないケースもありそうで。ネコは生後1年程で人間の大人程度に成長したする事が良く知られていると思いますが、その時の学習がやはり重要ですね。ネコとこの頃に良い関係を結ぶ事が肝要なのですね。🐈‍⬛🐈。

  • やいっち

    内容案内には、「人間動物関係学者である著者が、野生から進化して人間と共存するようになったイエネコの1万年におよぶ歴史から、わたしたちが考えるネコ像と実際の生態との違い、一緒に暮らすためのヒント、イエネコの未来までをわかりやすく解説する総合ネコ読本」とある。

  • バイクやろうpart2

    イギリスの動物学者が動物行動学なる視点で、猫とは⁉︎をまとめた解説本でした。猫がペットとして扱われる前は単なるネズミ駆除係の役割、紀元前のエジプトでは蛇除けの家畜だったそうです。生後3週間の育て方で、人間に対する態度が大きく変わる!は三つ子の魂百まで!に近いもの感じます。解説の根拠が学術論文なので、しっかり猫を知りたい方にはオススメです。

  • トンちゃん

    表紙が可愛すぎて読まずに飾っておけばよかったw うちはアパートなので猫を飼えないので、よく外の野良ちゃんと遊んだりします。でも、すぐに逃げてしまう子もいるし、その違いはなんなのかと思っていました。どうやら、遺伝子だけでなく、生まれてから人間に接するまでの期間が人懐っこいか否かを決してるようでした。 本書は学術書ではないのですが、結構読んでて重たいです笑。飼い主さん向けに役立つ情報もありましたが進化の系譜とか、ちょっと学術寄りの記述が多かった気がします。喉をゴロゴロならしてても機嫌が良い訳ではないとは…

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