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ISBN 10 : 4480095152
Content Description
数々のロングラン教科書で英米の哲学ファンを魅了してきた分析哲学界の重鎮が、一般読者むけにその歴史を総ざらいし、コンパクトにまとめた便利なテキストブック。デイヴィドソン、ダメット、パトナム、クリプキ、ローティなどの分析哲学のコアな議論を整理しながら、デリダ、フーコーをはじめとするフランス哲学との意外な影響関係、ポパー、クーン以降の科学哲学とのかかわり合いまで概観。分析哲学が登場した背景や、その位置づけも一挙にわかる。思考や議論の技を磨きつつ、用語と歴史もじっくり学べる、現代哲学史の名著。
目次 : 第1章 序論―変化と連続(マルクス主義/ 言語学 ほか)/ 第2章 構造と統語論(ソシュール理論とその影響/ 構造主義者たち ほか)/ 第3章 統語論から意味論へ(カッツとフォーダーの意味論/ モンタギュー―形式化された人工言語 ほか)/ 第4章 デイヴィドソンとダメット(デイヴィドソンの仕事(心理学の哲学/ 意味論)/ ダメットの仕事(言語哲学/ 反実在論))/ 第5章 実在論と相対主義(パトナム以前/ パトナムの科学哲学 ほか)
【著者紹介】
ジョン・パスモア : 1914‐2004年。オタゴ大学、オーストラリア国立大学教授などを歴任し、オクスフォード大学、ケンブリッジ大学の客員教授やプリンストン大学のセミナー担当教授を務めた。英米哲学の分野で数々の名著を世に送り出し、とくに“A Hundred Years of Philosophy”は、現代哲学の定番の教科書となった
大島保彦 : 1955年生まれ。駿台予備学校英語科講師
高橋久一郎 : 1953年生まれ。千葉大学文学部教授。専門はギリシア哲学、倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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