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ドビュッシーはワインを美味にするか?

ジョン・パウエル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152097200
ISBN 10 : 4152097205
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ドビュッシーの名曲「月の光」がワインショップで流れていると、試飲のワインはより甘美に。さらに購入額は、ポップスが流れているときの3倍以上に!?さりげないBGMが、実はあなたの買い物を決めている―。人間の心理にかくも大きな影響を及ぼす、音楽という魔法。その効能を、英国の物理学者にして音楽家が科学とユーモアで語り尽くす。性格と曲の好みの関係は?モーツァルトを聴くと頭がよくなる?映画音楽が観客に与える効果とは?そして…人はなぜ音楽を愛するのか?ミュージシャンからリスナーまで、読めばあなたの音楽人生がもっと豊かになること間違いなし。名著『響きの科学』の著者が巧みに奏でる、「音」と「心」のアンサンブル。

目次 : 音楽の好み/ 歌詞と音楽の意味/ 音楽と人間の感情/ 繰り返し、驚き、鳥肌/ 薬としての音楽/ 音楽で頭がよくなる?/ 映画音楽の力 『サイコ』から『スター・ウォーズ』まで/ あなたには音楽の才能があるか?/ 音についての覚え書き/ メロディって何?/ 伴奏からメロディを抜き出す/ 聞こえるものすべてを信じるな/ 不協和音/ 音楽家はどうやって聴き手の感情ボタンを押す?/ わたしたちが音楽を愛する理由

【著者紹介】
ジョン・パウエル : 物理学者かつクラシック音楽を学んだ音楽家。国際レーザー会議で講演を行なったかと思えば、パブでギターを演奏してビールをただでもらっている。シェフィールド大学で作曲の修士号を、インペリアル・カレッジ・ロンドンで物理学の博士号を取得。ノッティンガム大学とルレオ大学(スウェーデン)で物理学を、シェフィールド大学で音楽音響学を教える。イングランド、ノッティンガム在住

濱野大道 : ロンドン大学・東洋アフリカ学院(SOAS)卒業。同大学院タイ文学専攻修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Nobuko Hashimoto

    長男のおすすめ。音楽が人間に与えるさまざまな影響とその原因について、ジョークを交えて(というかジョークまみれで)わかりやすく紹介する本。音楽は人の感情を左右し、落ち着かせたり活発にさせたり販売を促進したりする。肉体にもポジティブな影響を及ぼす。天賦の才ではなく努力できる才能がある人が伸びる。人が音を聞き分け何らかの感覚を得る仕組みの説明なども(十分に理解できたかといえば怪しいけど)文章が巧みなので飽かずに読めた。

  • Fondsaule

    ★★★☆☆ 音楽の効用が書かれている。冗談半分に読むのにはいい。真面目に読むにはつらい。

  • シュナ

    面白かった。もともと「長調はたのしく、短調はかなしく感じるのは我々がそう学習したからなのか、生物学的な要因があるのか」「和音が心地よく、不協和音が心地よくないのはなぜか」という長年の疑問にたいする答えを探す中で出会った本なのだけど、それに対するドンピシャの説明が得られただけでなく、作曲、演奏、鑑賞と音楽のさまざまな側面についての心理学的、生物学的、物理学的背景が軽妙な文章で読みやすく(ただし決して単純化はせずに)説明されていて、音楽に対する解像度がぐっと上がった。

  • 田中はにわ

    「ワイン」についてその心理的影響に興味があって読んだが、そのタイトルに関係する話は、あくまで本のつかみであり、それについて知りたければ最初20ページほどを読めばよい。しかし、この本は音楽が人間に与える影響について、わかりやすく、ジョークたっぷりに専門に切り込んでおり、とてもおもしろかった。私の読んだところでは、音楽の特徴は「反復」にある、と感じた。では、ワインと反復の関係は……といった考えがいま、うずをまいている。

  • manabukimoto

    著者はイギリスで物理学と音楽音響学を教える大学の先生。音楽の心理的な側面を数多の先行研究のデータと、ユーモアと毒舌の混ざった独断で論じた一冊。 四章で論じられる、音楽に於ける繰り返しと驚き(恐怖 ドキドキ)の後に来る鳥肌の話はラヴェルのボレロの素晴らしさ!と腑に落ちた。 八章の音楽の才能の話では、音楽的才能は練習時間に比例すること、音楽学習者が最終的にプロのレベルに達する最大の要因の一つが、最初の先生のフレンドリーさにあることなど。 p297以降は難しい所もあったが、興味深く読めた。

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