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グレート・インフルエンザ 下 ウイルスに立ち向かった科学者たち ちくま文庫

ジョン・バリー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480437129
ISBN 10 : 4480437126
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「スペイン風邪」の流行が世界をパニックに陥れるなか、危機に立ち向かおうとするひとびとがいた。どうすればこの凶悪なウイルスを封じ込めることができるのか、科学者たちの懸命な探求が続く。歴史が我々に残した、パンデミックの時代を生きていくための教訓とは何か。これからも読み継がれるべき、迫真のノンフィクション。

目次 : 7 戦い/ 8 停滞/ 9 終幕

【著者紹介】
ジョン・バリー : 1947年生まれ、科学史家。2004年に刊行された『グレート・インフルエンザ―ウイルスに立ち向かった科学者たち』は米国で高く評価され、現在も版を重ねている

平沢正夫 : 1929年生まれ、ジャーナリスト。2005年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • てつ

    百年前のスペイン風邪大流行のドキュメント。何がすごいって、今と全く同じ状態の感染状況。対策も消毒とマスクとソーシャルディスタンスのみ。同じ歴史を辿ってます。現状のコロナは人の動きがインターナショナルであるがゆえに長い。

  • ゲオルギオ・ハーン

    下巻になると大流行から終息へ至る話になるが、収まってきたのはワクチンが有効だったというよりもウィルスの宿主となる人間が減り、人々に免疫が出来たのが大きかった。だからといってウィルス研究は無駄ではないし、ウィルスに対処するには社会全体で動かなければならない。個人で出来ることは昔も今も手洗いうがいをしっかりすることしかない。あとがきでは最近(といっても05年当時だけど)スペイン風邪に限らず、ウィルスの流行に対するNPI(医薬品なしでも介入できる対応)の検討やウィルス研究にも言及している

  • Ex libris 毒餃子

    バタバタとスペイン風邪で亡くなっていく。感染原因もワクチンも抗生物質、抗ウイルス薬もない時代の致死率の高いインフルエンザの猛威を思い知りました。翻って、covid-19対策にこのときの経験がアメリカではどれくらい生きているのかはまだまだ、わかりません。ウィルソン大統領は判断力にダメージを負いましたが、トランプ大統領は罹患すら政治利用できるほど。 科学者の格闘がメインですが、このときの経験は後に生きてます。

  • tsubomi

    2023.02.11-03.04:感染症の原因究明に奔走する医師や科学者たち、彼らに研究場所を提供したり逆に感染症などないことにしたい為政者たち、マスメディア、米国の大統領府や軍隊、欧州各国の対応、を上巻と同様に細かく追いかけてまとめた下巻。病原体が細菌なのかウイルスなのか?という科学的興味を追いかける一方で学者たちの人間関係やキャラクターの描写も興味深く、さらに「感染症に対して神経質な人と無頓着な人」、経済優先の人、戦争優先の人など世界が分断される様が描かれていて、これがパンデミックの怖さだなと再認識。

  • fuku

    インフルエンザ王者

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