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ISBN 10 : 449922845X
Content Description
ドイツ軍の8.8cm砲は、第二次世界大戦中に最も多岐にわたる任務に使用された、最も有名な砲兵火器である。第一次大戦中に開発された対空砲を起源とする8.8cm砲は、スペイン内乱に派遣されたコンドル軍団によって対空火器として初めて使用され、ドイツ軍のポーランドとフランスへの侵攻では対戦車任務にも使用された。この任務はとくに成功し、8.8cm砲は北アフリカからロシアまで、戦車乗員に恐怖をもたらすことになった。また、対空、対戦車というこの2つの主任務に用いられただけでなく、第二次大戦後半のドイツ戦車、自走砲の主砲にも採用され、航空機にまでも搭載された。本書はこうした8.8cm砲のすべての種類を網羅し、その設計、開発、作戦運用について解説したものである。
目次 : 開発/ 次世代対空砲1936〜1937/ 自走対空砲/ 対戦車砲/ 戦車砲の運用/ 自走砲部隊での運用/ 多用された88
【著者紹介】
ジョン・ノリス : チャネル諸島のジャージー島で生まれ育つ。イギリス本土に移り近衛擲弾兵となり6年間の連隊勤務につく。20年以上にわたって軍事雑誌に寄稿し、ブラッセイ社から3冊、サットン社から1冊の著書を出版する。現在はいくつかの雑誌に執筆するとともに、世界中の戦跡を案内するミダスツアーズ・アンド・エキスパート・イン・トラベル社の専門ツアーガイドを勤める
マイク・フラー : ブリティッシュ・エアロスペース・インダストリーでまず身を起こし、ハリアーおよびコンコルドの両プロジェクトに参加する。その後国防省の技術出版部門で働き、装甲戦闘車両を取り扱う。現在は経験あるフリーのイラストレーターとして、広範囲の書籍、パートワークの分冊出版物の仕事を行う。古代から現在に至るすべての分野の軍事史に強い興味を抱いている
山野治夫 : 1964年東京生まれ。子供の頃からミリタリーミニチュアシリーズとともに人生を歩み、心も体もすっかり戦車ファンとなる。編集プロダクションに勤め、PR誌編集のかたわら、原稿執筆活動にいそしむ。外国の戦車博物館に出向き、資料収集にも熱心に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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