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大日本帝国の興亡 新版 2 ハヤカワ文庫

ジョン・トーランド

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150504359
ISBN 10 : 4150504350
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「トラ・トラ・トラ(ワレ奇襲ニ成功セリ)」―1941年12月8日、日本の連合艦隊はハワイの真珠湾を奇襲、対米戦争の戦端はここに開かれた。時を同じくして陸軍はマレー半島とフィリピンに上陸、破竹の勢いで米・英・蘭軍を圧倒する。シンガポール陥落、ジャワ制圧など緒戦の勝利に日本が歓喜する一方、連合国側は徐々に反攻態勢を整え、1942年6月5日、運命のミッドウェー海戦を迎える。ピュリッツァー賞受賞作。

目次 : 7部 開戦の聖断下る(「ニイタカヤマノボレ」/ 大統領の親書 ほか)/ 8部 燃える真珠湾(トラ トラ トラ/ 「コレハ演習デハナイ」 ほか)/ 9部 マレー沖の奇跡(大統領の戦争宣言/ イギリス二大戦艦轟沈 ほか)/ 10部 バターンの攻防(浮き足だった米・比軍/ シンガポール陥落 ほか)/ 11部 失われた希望(「また帰って来る」ウェーンライトの苦悩 ほか)/ 12部 「恥にあらず」(ミッドウェー進攻作戦/ 東京空襲 ほか)/ 13部 戦局の転回点(山本長官の賭け/ ニミッツの決意 ほか)

【著者紹介】
ジョン・トーランド : 1912年、ウィスコンシン州ラクロス生まれ。ウィリアムズ・カレッジでジャーナリズムを専攻。第二次世界大戦中は陸軍航空部隊勤務(大尉)。戦後、フリーランス・ライターとなり、「ルック」、「ライフ」誌等に寄稿。日本、台湾、グアム、東南アジアの各国を訪れて約500人にインタビュー取材し、5年の歳月をかけて完成させた『大日本帝国の興亡』は、1971年度ピュリッツァー賞を受賞した。2004年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • skunk_c

    第2巻は開戦の決定からミッドウェー海戦まで。アメリカ人の著者らしく多くのページが割かれているのが真珠湾とルソン島の戦いで、前者については前巻から続くスパイの活動が興味深かった。後者に関しては特にバターン「死の行進」に関連して、辻政信がその人種主義的思想から、本間雅晴の名をかたった偽命令書で捕虜(フィリピン人を含む)の虐殺を命じたことが結構詳細に書かれており衝撃的。本間は死の行進で死刑となった(脚注である種のスケープゴートという位置づけで詳述)のに対し、辻が戦犯となるのを逃れたことにも触れられている。

  • けやき

    【再読】アメリカ人著者による太平洋戦争のノンフィクション。2巻は真珠湾攻撃の開始からミッドウェー海戦まで。

  • てんちゃん

    冒頭は冗長で読みづらくもあったが、真珠湾奇襲からミッドウェー海戦までの半年間の記述は物語のように生き生きと描かれていて飽きることなく読めた。日米の戦闘の視点だけでなく、他国の首相やスパイ、現地人など様々な視点から大戦の様子が描かれている。しかし日本軍の内部事情といったら…。仲間や部下を信頼し大切にしない国が他国の人々の人権を守れるはずがない。日本は負けるべくして負けたと思ってしまう。もちろん高邁な理想をかかげた者や人間味溢れる良い日本人もたくさんいたのだけど…。歴史って無情だ。

  • けやき

    太平洋戦争のノンフィクション。二巻は真珠湾攻撃の開始からミッドウェー海戦まで。

  • わたなべよしお

    ミッドウェイ海戦。ついに分水嶺までたどり着きました。しかし、ミッドウェイ海戦があんな風に決まったなんて、結構、場当たり的というか。そんなものなのかねぇ・・・というより中心がなかったんだなぁ、日本には。

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