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大日本帝国の興亡 新版 1 ハヤカワ文庫

ジョン・トーランド

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150504342
ISBN 10 : 4150504342
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ピュリッツァー賞受賞作!2・26事件から終戦まで、激動の歴史を膨大な資料とインタビューを基に描いたドキュメントの決定版

【著者紹介】
ジョン・トーランド : 1912年、ウィスコンシン州ラクロス生まれ。ウィリアムズ・カレッジでジャーナリズムを専攻。第二次世界大戦中は陸軍航空部隊勤務(大尉)。戦後、フリーランス・ライターとなり、「ルック」、「ライフ」誌等に寄稿。日本、台湾、グアム、東南アジアの各国を訪れて約500人にインタビュー取材し、5年の歳月をかけて完成させた『大日本帝国の興亡』は、1971年度ピュリッツァー賞を受賞した。2004年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    起筆部をトーランドは2・26事件から書き起こす。すなわち、彼は日本が全面戦争に突き進んでいく(転がり落ちていく)発端をここに見ているのである。確かに、事件に対する軍部(陸軍主流・統制派)の定見の無さは真に象徴的である。軍部はこの後もひたすらに場当たり的に事に処するばかりで、パースペクティヴを持っていない。一つの戦線(あるいは戦域)での勝ち負けが、全体の趨勢の中でどのような意味を持つのかといった視点が決定的に欠けているのだ。その意味では皇道派の方がずっとそうした視座を持っていただろう(決して支持している⇒

  • skunk_c

    もう50年以上前の本だが、アメリカ人が日本側からの視点を取り入れて書いたアジア太平洋戦争史の第1巻で、さすがピューリッツァー賞を取っただけのことはある内容。2・26事件から書き始め、大戦前夜の日米のやりとりがメインになっている。後にルーズヴェルト陰謀論に傾く著者だが、本書ではむしろ陰謀論を否定している。ハルに対する評価が非常に厳しく、ホーンベックに加え彼の頑迷なまでの原則主義が日本を追い込んだという印象で書かれている。一方日本に関しては松岡洋右のか条な振る舞いを批判する一方、東条英機の評価は割と穏やか。

  • けやき

    太平洋戦争のノンフィクション。一巻は二・二六事件から真珠湾攻撃の前夜まで。開戦前の外交交渉の実態や真珠湾攻撃の成功の前に費やした準備など、色々な発見がありますね。太平洋戦争をわれわれの祖先はいかに生きたかを知るのに読んでみるといいのでは、と思いました。

  • てんちゃん

    太平洋戦争の流れを知るために最適な一冊。戦後四半世紀後に膨大な資料と日・米・アジア各地で500人余にインタビューを行ない完成させたノンフィクション。ピュリッツァー賞受賞作。第1巻は二・二六事件から真珠湾奇襲前夜までを詳述。 著者は米軍に所属していたと同時に日本人の妻を持ち、妻の協力の下この作品を作り上げている。よって、著者はこの時代の日本人を、現代の私たちよりも理解し共感をもって描いている。台詞や些細な動作まで描かれており、歴史小説として読んでも非常に面白い。復刻されて然るべきな本。かなりお勧めです。

  • Makoto Nakagawa

    太平洋戦争の序章。世界大戦勃発のメカニズムが徹底した取材によって紐解かれる。少し読み難いが良書でした。

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