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民主主義と教育 上

ジョン・デューイ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003365236
ISBN 10 : 4003365232
Format
Books
Publisher
Release Date
November/1998
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェルナーの日記

    自分にとってかなり難解で一読しただけではどれだけ理解できたのか疑わしいのだが、アメリカ型の哲学pragmatism(プラグマティズム)”実用主義・実際主義などと訳される。イギリスの経験主義と現実主義を足して2で割り、アメリカナイズされた哲学。そのプラグマティズム哲学を教育の分野に取り入れ、児童一人ひとりの尊厳を貴重として、それぞれの児童に適した教育をされるべきであると主張している。いわば一種の理想主義的であり、よってデューイに哲学を教育における進歩主義”といわれる。

  • マエダ

    本書は民主的社会の諸理念を見出し、それらを教育という事業の問題に応用しようとした一つの努力の表明であると言う。細分化されたデューイの教育論は読むたびに発見がある

  • りょうみや

    教育哲学の古典。原書は100年前の出版だけど内容は未だに最先端だと思える。生物学、社会心理学、進化論がベースになっている哲学でそれが現代でも通用している。タイトルにもある「民主主義」「教育」や「哲学」「思考」「自由」「道徳」など様々な根本的概念を語っているのだけど、その概念の整理が卓越している。一つ一つの文は古典にしては比較的平易なのだけど、理解まで結びつけるのは私にとってはかなり難解で、下巻と合わせて読むのに数ヶ月かかった。

  • isao_key

    ジョン・デューイが1916年に発表した本書の序に「民主的社会にこめられている諸理念を見出し、明示し、それらを教育という事業の諸問題に応用しようとした」と書かれている。内容は教育が核となっているが、教育を通して多岐に亘るテーマが設けられ論じられている。内容は硬めで決して読みやすい本ではないが、所々に鋭い批評が見られる。「教育にとって、遺伝が意味するものは、個人が最初からもっている天賦の素質に他ならない」「教養とは少なくとも、育成されたもの、成熟したものを意味する。つまり、生のものや、未熟なものに対立する」

  • sk

    かなり観念的で久しぶりに哲学を読んだ気がする。

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