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コナン・ドイル

ジョン・ディクソン・カー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150004606
ISBN 10 : 4150004609
Format
Books
Publisher
Release Date
August/1993
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • AR読書記録

    コナン・ドイルといえばシャーロック・ホームズの作者で心霊学にはまってた人、という認識しかなかったので、こんなバイタリティや冒険心、正義感に溢れたマッチョマンであったとは、と大変興味深く読んだ。あ、この場合のマッチョは、かなりよい意味で、つまり強さを目指し、維持し、そしてその力は弱きを助けるためにこそ使われるという(逆に悪しきマッチョは、己の力を誇示し弱きを蔑むこととして現れる、とおもう)。その“真相”を見通す眼は小説のなかだけでなく、複雑な国際情勢も含めた世界をも貫いていた。超人。

  • アルクシ・ガイ

    コナン・ドイルが歴史小説「も」書いたことは知っていたが、当時好評をはくしたことは知らなかった。ワーリー事件について。現代の日本でも冤罪が晴らされることは稀にある。でも別に、名探偵が名推理をした結果ではない。当時のイギリスだって同様だろう。事実を集めれば、どんな凡人の目にも真理は明らかだ。重要なのはただひとつ。「誰が」集めたか、だ。

  • 六塚光

    丸善ジュンク堂限定復刊とかで購入。昔買いそびれたのでありがてえありがてえ。ドイルの社会改革家的側面について紙幅が多く割かれていて非常によかった。一方で心霊学関連の描写は結構控えめ。ドイルの影の面については随分省略している感もある。ただグリーンによるカー評伝「奇跡を解く男」によると、アドリアンがなかなか難儀な人物らしく、父の名誉に関わる部分について結構干渉したとか書いてあったので仕方ないのかも。というか「奇跡を解く男」を読んでおくとより楽しめると思う。

  • **くま**

    カーによるコナン・ドイル伝記。あくまで伝記なのでドイルファンではないカーファンが読んでもつまらないかも。ドイルとカーには共通した点が非常に多かったこと、だからこそカーがドイルに親しみを感じ憧れていたのだろうということは読んでいて強く感じられます。また、ドイル作品に対する考察はさすがミステリの巨匠、鋭いです。歴史マニアのカーなので戦争、政治、歴史の語りは力入ってます。ドイルはルックスはワトスン、中身はホームズだったのですね。実は恋愛体質だったり実際の事件で探偵のように活躍していたり・・・驚きが多かったです。

  • kinka

    限定復刊に釣られて。値段見てレジ行くのぎりぎりまで躊躇ったけど買って良かった。ドイルの精力的で信念に満ちた生涯が活写されている。そして滲み出るカーのドイルヲタぶりも面白い。ガチヲタの重たい愛を感じる。

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