ジョン・ディクソン・カー

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幻を追う男

ジョン・ディクソン・カー

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Product Details

Genre
：
Literature
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784846007430
ISBN 10 : 484600743X
Format
：
Books
Publisher
：
論創社
Release Date
：
December/2006
Release Country
：
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
ジョン・ディクソン・カー, 森英俊, ジョン・ディクスン・カー, 森英俊(翻訳), ジョン・ディクスン・カー ,  

Content Description

単行本初収録の表題作、本邦初訳のラジオドラマ・デビュー作、フェル博士登場のオリジナル版「あずまやの悪魔」の３本のシナリオを収録。不可能犯罪物の巨匠、生誕１００周年を記念して贈る初期ラジオドラマ集。

【著者紹介】
ジョン・ディクスン・カー : １９０５〜７７。米国ペンシルヴェニア州生まれ。政治家の息子として生まれ、幼少時より早熟ぶりを発揮。１９２７年に中編「グラン・ギニョール」を匿名で発表し、３０年にその作品を元にした長編『夜歩く』でデビュー。アンリ・バンコラン、ギデオン・フェル博士、Ｈ・Ｍ卿といったシリーズ探偵を創出し、不可能犯罪物の巨匠と称された。代表作に『三つの棺』（３５）、『火刑法廷』（３７）、『ユダの窓』（３８）など。小説の他に、ラジオ・ドラマの脚本や書評などでも活躍した

森英俊 : １９５８年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業（在学中はワセダミステリクラブに所属）。翻訳・評論活動のかたわら、ミステリ洋書専門店Ｍｕｒｄｅｒ　ｂｙ　ｔｈｅ　Ｍａｉｌを運営。『世界ミステリ作家事典　本格派篇』で第５２回日本推理作家協会賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 紅はこべ

    読了日：2014/05/29

    カーのラジオドラマ用脚本を三本集めた。フェル博士ものが2本。表題作は歴史もの。カーはミステリとロマンスを絡めるのが割と上手。クリスティには及ばないが。

  • ソルト佐藤

    読了日：2024/11/09

    ラジオドラマの脚本。読みやすい（笑　「だれがマシュー・コービンを殺したか？」は、ラジオドラマだからこその趣向が楽しい。「あずまやの悪魔」もそうだけれど、クイーンのラジオドラマみたいになんだかんだとロジカルで、この時代のラジオドラマはこんな感じ？　アクションシーンなどはやりづらいなか、クライマックス的に良かったのかな？　表題作の「幻を追う男」は全８回の波乱万丈のお話。それでいて、ちゃんと本格で、最初から伏線が貼らまくっているという。一般的な物語の中に本格ミステリが組み込まれている。カーはもしかして技巧派？

  • 二葉

    読了日：2019/08/03

    再読。短編二作は短編集に類似したプロット有り。表題作は時代物。

  • ホームズ

    読了日：2011/04/09

    表題作である『幻を追う男』が良かった（笑）ミステリというよりも冒険小説のような感じでしたが楽しめました（笑）内容的には『灰色の女』に似た感じでしたね（笑）フェル博士シリーズの２作品も悪くは無かったかな（笑）同じようなパターンが続いてしまったけど（笑）カーのラジオドラマのシナリオも楽しめますね（笑）ちょっと聞いてみたくなります（笑）

  • ホームズ

    読了日：2009/04/12

    フェル博士もの二編よりも『幻を追う男』が良かったですね。内容的に『灰色の女』のような感じでしたが（笑）

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