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ISBN 10 : 4622097257
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ジョン・スチュアート・ミルという存在を一言で表すのは難しい。多産のジャーナリスト、才気あふれる論理学者、哲学者、自由主義的な下院議員、最初の夫人参政権論者‥‥「ヴィクトリア時代の火つけ役」とも呼ばれるミルは、父ジェームズの功利主義者のチャンピオンとしての志を継ぐべく父による英才教育を受ける。三歳にしてギリシャ語である。それゆえに生じた青年期の精神の危機、そして長年にわたる交際の末に得た理想の伴侶ハリエット。
ベンサム、リカード等と付き合い、同時代の社会思想のみならず、明治以来の日本にも大きな影響を与えた思想家による自伝の古典が、格段に読みやすい新訳で登場。
【著者紹介】
ジョン・スチュアート・ミル : 1806.5.20‐1873.5.8。イギリスの哲学者・経済学者。ジェームズ・ミルの長男として幼時より父から古典教育を受ける。十代から長年にわたって東インド会社で勤務。そのかたわら多分野におよぶ著作によって、同時代と後世の社会民主主義・自由主義思想に多大な影響を与えた。ベンサム、リカード、ヒュームらとの知的交流や社会改革の情熱はよく知られるところで、日本でも明治期からよく読まれた著作家である
村井章子 : 翻訳者。上智大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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