ジョン・ウイッティントン

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暗殺から読む世界史

ジョン・ウイッティントン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784490210613
ISBN 10 : 4490210612
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「暗殺」をさまざまな切り口から読み解いたユニークな作品。歴史の転換点となった出来事を一気にたどる!古代エジプトから現代まで―。人類の4000年にわたる「血なまぐさい歴史」の全て。

目次 : 第1章 古代世界/ 第2章 ローマ帝国と暗黒時代/ 第3章 騎士道の時代/ 第4章 宗教戦争/ 第5章 革命の時代/ 第6章 現代―世界大戦とテロリズム/ 第7章 暗殺を免れた人々

【著者紹介】
ジョン・ウイッティントン : イギリスを代表する災害史研究家の一人。テレビジャーナリスト、プロデューサー、ディレクター、レポーターとしても受賞歴があり、コミュニケーション・コーチとして世界中で活躍。国内の新聞や雑誌に寄稿するほか、数多くのテレビのドキュメンタリー番組の執筆・製作に携わる。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • パトラッシュ

    どの国の歴史にも必ず暗殺の被害者と加害者の名が刻まれている。政治や思想、宗教絡みの紛争を解決する最終手段として、敵対勢力の指導者を実力で排除する誘惑は人類の歴史と共にあり続けた。主に欧米で起こった暗殺事件を解説し、暗殺が各国と歴史にもたらした影響を分析していく。カエサルやピサロ殺しは希望と反対をもたらし、犠牲者を最小限にするための暗殺が大戦争の原因になるなど暗殺の効果については懐疑的なようだ。有名になりたい者やソフトターゲットを狙った犯行も含むのは疑問だが、歴史が殺し殺されの連続である現実を生々しく示す。

  • きゃれら

    この本が目に止まったのはあの事件があったからで、うんざりするほど暗殺を繰り返すローマ帝国のグダグダぶりに単なる事例集かよと思っていたら、リンカーンなど知ってる暗殺事件が出てくる頃から引き込まれていった。原題には歴史という言葉はないが、自分の読後感は人類史の裏面を読んでしまったという感じである。いや本当に人類って殺し合う生き物なんだなと思った。あと、自分はこれまで世界は1日1日よくなっていると信じてきたのだけど、この本の歴史は、なんかどんどん悪くなってないか?と思わされた。奇書だなあ。

  • 岡本 正行

    ロシアがウクライナに侵攻、愚かな戦いだ。理由は、遠い日本から見ても、戦争せざるを得ない理由ではない。ただただ力任せの強盗、殺戮、レイプ、盗人ありとあらゆる罵声をロシアは受けなければならない。昔のフン族やアッチラのレベル。何千年の昔と同じロシア、文学、音楽、体操、バレーなどヨーロッパ文明に追い付き、立派な文化を持ったロシア、もう他国から尊敬される国ではなくなった。ひとえに指導者であるプーチンが壊した。信頼や信用など、回復には長い年月がかかる。また、やる。反省ではすまない。宮殿やクルーズ船、そんなもの欲しいか

  • ようへい

    古今東西の暗殺事例集。それぞれのエピソードは面白いし、漂ってくる人間臭さも堪りません。欲を言えば、そこから理論へ転換するためのもうひと踏ん張りが欲しかったところです。暴君は倒さねばならぬ。というはまだわかる。しかし、「自衛のための殺害は、国際関係上『暗殺』にはあたらない」というのは、なかなかの衝撃でした。ただ、そんな事よりも、阿部元首相の暗殺を超える衝撃ったらありません。まさかこの本を読んでいる時に、この日本で、自家製の銃による暗殺とは。預言書の様に思えていた本書の斜め上を行き過ぎて鼻血出ました。

  • もだんたいむす

    暗殺は効率が悪い。古今東西、さまざまな時間の暗殺がまとめられ本。専門的な話はなく、「へぇー、こんな暗殺があったのか」と面白く読めた。昔は王侯貴族がよく暗殺されていたけど、時代が下がるにつれ少なくなったのは政治的にそこまで重要じゃなくなり、殺す意味が失われたからかな?

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