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ISBN 10 : 4480087478
Content Description
本書は、20世紀の重要な思想家ジョルジュ・バタイユが約15年にわたり書き継いだ、書籍『呪われた部分』の草稿原稿、アフォリズム、ノート、構想をまとめたものである。栄誉、笑い、供犠、エロティシズムなどのさまざまな形の浪費についての断章は、バタイユの未完の体系を浮き彫りにしながら、『呪われた部分』『至高性』『エロティシズムの歴史』などのバタイユの思想の根幹をも宿している。バタイユの思想の源流とエッセンスをたどる待望の書、新訳で文庫に登場。
目次 : 第1部 呪われた部分 有用性の限界(銀河、太陽、人間/ 非生産的な浪費/ 私的な浪費の世界/ 生の贈与/ 冬と春/ 戦争/ 供犠)/ 第2部 構想と断章(アフォリズムと一般的な断章/ 一九三九年から一九四一年の構想と断章/ 一九四一年から一九四三年の構想と断章/ 一九四四年三月の断章/ 一九四五年の構想と断章)
【著者紹介】
ジョルジュ・バタイユ : 1897‐1962年。フランス、ビヨン生まれ。1935年、芸術家や思想家を結集して政治結社「コントル‐アタック」を結成。1936年、カイヨワ、レリスと社会学研究会を創設。1946年、雑誌「クリティク」を創刊
中山元 : 1949年生まれ。東京大学教養学部中退。思想家・翻訳家。インターネットの哲学サイト『ポリロゴス』を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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