ジョルジュ・バタイユ

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エロティシズム

ジョルジュ・バタイユ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480087997
ISBN 10 : 4480087990
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

労働の発生と組織化、欲望の無制限な発露に対する禁止の体系の成立、そして死をめぐる禁忌…。エロティシズムの衝動は、それらを侵犯して、至高の生へ行き着く。人間が自己の存続を欲している限り、禁止はなくならない。しかしまた人間は、生命の過剰を抑え難く内に抱えてもいる。禁止と侵犯の終りなき相克にバタイユは人間の本質を見ていった。内的体験と普遍経済論の長い思考の渦から生まれ、1957年に刊行された本書によって、エロティシズムは最初にして決定的な光を当てられる。バタイユ新世代の明快な新訳で送る、待望の文庫版バタイユの核心。

目次 : 第1部 禁止と侵犯(内的体験におけるエロティシズム/ 死に関係した禁止/ 生殖に関係した禁止/ 生殖と死の類縁性/ 侵犯 ほか)/ 第2部 エロティシズムに関する諸論文(キンゼイ報告、悪党と労働/ サドの至高者/ サドと正常な人間/ 近親婚の謎/ 神秘主義と肉欲 ほか)

【著者紹介】
ジョルジュ・バタイユ : 1897‐1962年。20世紀フランスの総合的思想家。第二次大戦前は、美学・考古学誌『ドキュマン』、左翼政治団体“民主共産主義サークル”、宗教的秘密結社“アセファル”などで活躍。大戦中に『無神学大全』(『内的体験』、『有罪者』、『ニーチェについて』)を発表。大戦後は、書評誌『クリティック』を中心に広汎で尖鋭な論陣を張る

酒井健 : 1954年、東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒業後、同大学大学院に進学。パリ大学でバタイユ論により博士号取得。現在、法政大学文学部教授。著作に『ゴシックとは何か』(サントリー学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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