ジョルジェ・アマード

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砂の戦士たち

ジョルジェ・アマード

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779114021
ISBN 10 : 4779114020
Format
Books
Publisher
Release Date
September/1995
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『砂の戦士たち』はジョルジェ・アマードの初期の代表作で、ロングセラーとして現在まで読みつがれている。ブラジル北東部最大の港湾都市サルバドールを舞台に、生きるために犯罪を繰り返しながら路上生活を送る少年と少女たちの宿命と自立への模索を描いた本作は、文学作品としてのみならず、ストリート・チルドレンのドキュメントとしても高い評価を受けている。

【著者紹介】
ジョルジェ・アマード : 1912‐。20世紀ブラジル文学を代表する作家であり、83歳になる今も創作活動を続けている。また世界的にもっとも広く紹介されているポルトガル語作家でもあり、その作品は45か国語に翻訳されている。1977年にはノーベル文学賞候補となっている。作風は、初期の、社会の底辺に生きる人々をリアリズムの視点で描くものから、ブラジル民衆の生きざまをユーモアや諷刺をまじえて描くことに重点が移っている

阿部孝次 : 1957年大阪市生まれ。東京大学教養学部卒。1982年から一年間、マドリード・コンプルテンセ大学に留学。1994年4月から半年間、清泉女学院短期大学非常勤講師。現在、読売新聞記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ホンダ

    確かシティ・オブ・ゴッドでブラジル文化に興味を持った流れで読んだと記憶しております。文体はブラジルそのものだと個人的には思いました。アマードの作品はこの他にもいくつか読んだのですが、サウダージという日本人になじみのない感情を少し理解できたような気がします。 しかし、1937年に書かれたとは思えないほど古臭さを感じさせません。ラストは少し唐突な気もしましたが、著者が共産党員であったことや当時の年齢を考えると(若干25歳)理解できなくもありません。 ブラジルに興味がある人はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

  • 春ドーナツ

    先日、ポルトガルの現代小説を読んだ。訳者あとがきに、「・・・ポルトガル文学並びにブラジル文学・・・」という文言が目に飛び込んできた。時間よ、止まれ、お前は美しい! 否、私を流れる時間が凍った。「ハッ!?」と我に返ると巻末の出版案内に目を通す。「あった・・・」 ついに南米未読国の雄、ブラジルの小説を読むことができた。私はとても感慨深い。

  • 三つ編みのMari

    ブラジル北東部バイーアで、身寄りのないこどもたちの日々を描く物語。 作者の、各登場人物への愛を感じた。とても繊細に丁寧に編まれた作品だと感じた。

  • 洪水

    ブラジル北東部の町サルバドールを舞台に、路上で暮らすこどもたち「砂の戦士たち」の生活を描いた物語。新聞記事のようなただ事実を述べていくような文章が、少年少女のたくましさ、友情、愛を知り成長していく様をとらえていく。まさに映画「シティオブゴッド」の世界。非常に興味深く読みました。ジョルジェ アマードのほかの作品も読んでみたい。

  • cpond

    ブラジルのストリートチルドレンの話をノンフィクションタッチで語っている。短めの文章の連続でリズムが良い。『自分のギターを弾き、上等の酒を飲み、美味しい料理を食べ、歌とギターで綺麗な女に熱を上げた』子供に対する描写じゃないよね。W杯を記念してポルトガル語作家の本を読んで見ました。

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