ジョリス・カルル・ユイスマンス

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三つの教会と三人のプリミティフ派画家

ジョリス・カルル・ユイスマンス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336047229
ISBN 10 : 4336047227
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
田辺保 ,  

Content Description

グリューネヴァルトの十字架刑図やフレマールの画家の聖母像の謎と神秘に迫り、ノートルダム大聖堂をはじめとした教会堂の魂のあらわれを余すところなく描く比類なき美術批評。ユイスマンスの最重要エッセイ評論集。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ラウリスタ〜

    素晴らしいね。特に後半部の三人のプリミティフ派画家が良い。この場合のプリミティフってのはルネサンス前期のイタリア、フランドルの画家を指すようだけれども、グリューネヴァルト中心。もともと美術評論を書いていたユイスマンスがグリューネヴァルトの絵画との出会いによって大きく方向転換し、神秘主義に接近、ついには勢い余ってカトリシズムへと回心する、その重要な絵画評論。具体的記述に終始したこれまでと違い、聖母信仰が明かとなってきていたりと、絵画評論の枠を超えている。小説でも評論でもない彼の文学スタイル。

  • AR読書記録

    いろいろ前提となるべき知識がなく読んだので、とりとめなく思ったことなどを少々。ここに書かれた三つの教会だけでなく、様々な歴史を秘めつつ、静かにそこに、人びとの横に今もあり続けている教会というのは多いのだろうな。昔の人びとの祈りを、心を、とどめていたはずの装飾などが取り払われる、無頓着に引き剥がされていくのは、愚かしいと思えることだけれども、街に電灯が溢れていくのと同様、変化として受け入れざるをえないところもあるだろう。でも場所として、祈りのための空間として残っているだけでも、過去から繋がる線は太い。

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