ジョナサン ウィルソン

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サッカー戦術の教科書 戦術150年の歴史を読み解く思想史

ジョナサン ウィルソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862554093
ISBN 10 : 4862554091
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • キク

    欧州におけるサッカーの熱狂は、様々な戦術を生みながら進化淘汰を繰り返し、サッカーというスポーツを当初とは全く別のものに変えていった。本書は2017シーズン時点での各トップチームの戦術を詳細に分析して、今の戦術の課題を解説している。凄くわかりやすくて面白かった。ペップ体制のバルサは本当に奇跡的な完成度を実現していた。今、メッシとバルサが散々揉めているのは、偉大な王朝の体制崩壊を目撃しているようで、とても寂しいです。

  • K・M

    【2022W杯開催記念読本〈4〉2017年発刊】大書『サッカー戦術の歴史』の著者J・ウィリアムズと田邉氏の共著。歴史的な文脈を踏まえた上で現代戦術論を紐解いていく様が秀逸。他の戦術本と比較しても群を抜いているという印象か。「共産主義思想のプレッシング」では知る人ぞ知る東欧の名将ロバノフスキーに記述されるのも嬉しい、名将率いる若きシェフチェンコ擁するディナモキエフに圧倒された思い出が甦る。ベップ率いるマンCの源流が140年前のスコットランド代表なども驚きの一言に尽きる。観戦副読本として相応しい至高の一冊。

  • suzuki

    2016-2017シーズンまでの、主に欧州クラブチームにおける戦術を解説している。 100年以上の歴史における指導者たちの人的なつながりから戦術の方法論、進化論について説く。 守備で主導権を取るかどうかと、攻撃の手数をどうするかの方針を、布陣と選手の選択でどう実現するか。 布陣に込められた意思を読み解けるようになった気になれた。 モウリーニョのバルセロナへの反骨精神、どこまで想像で書いてるのかわからないけど、面白かった。

  • ファン・デル・サールやV.バルデズを指導した「組み立て型GKの師匠」フランツ・フック氏(蘭)が気になる。ジョアン・ミレッ(西)やフルゴーニ氏(伊)といい、欧州はGKコーチの層が厚い!▼リーグも年代も飛び越えて幅広く分析しているが、文章はとても滑らかなので「観戦好き」な方にオススメです。

  • サンフランちんすこう

    戦術という言葉を聞くと、無機質で選手の個性を埋没させるものというイメージを浮かべる人がいるかもしれない。しかし、本書を読めば、様々な戦術が生まれては消えて、時が経つと新たな装いで過去の戦術が甦る歴史を辿ってきたことがわかる。その陰には多くの監督たちの試行錯誤の積み重ねがあった。サッカーの戦術の歴史には成功と失敗を繰り返してきた先人たちの血と汗が詰まっている。 戦術を知れば、サッカー観戦がより楽しめるのは間違いなし!

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