ジョナサン・ハスケル

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世界経済は無形資産で回っている 資本のない資本主義

ジョナサン・ハスケル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784492315248
ISBN 10 : 4492315241
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

GAFAが台頭する中、無形投資の増大は生産性や格差にどのような影響をもたらすのか?企業・投資家・銀行・政府はどのように対応すべきか?有形資産とは異なる無形投資の4つの特徴とは何か?

目次 : 無形資産の台頭で何が変わるのか?/ 第1部 無形経済の台頭(姿を消す資本/ 無形投資の計測/ 無形投資はどこが違うのか?:無形資産の4S)/ 第2部 無形経済台頭の影響(無形資産、投資、生産性、長期停滞/ 無形資産と格差の増大/ 無形資産のためのインフラと、無形インフラ/ 無形経済への投資資金という課題/ 無形経済での競争、経営、投資/ 無形経済での公共政策/ 無形経済はこの先どこに向かうのか?)

【著者紹介】
ジョナサン・ハスケル : インペリアル・カレッジ・ビジネススクール経済学教授。スティアン・ウェストレイクと2017年インディゴ賞を共同受賞した

スティアン・ウェストレイク : イギリス全国イノベーション財団ネスタ・シニアフェロー。ジョナサン・ハスケルと2017年インディゴ賞を共同受賞した

山形浩生 : 評論家、翻訳家。東京大学大学院工学系研究科都市工学科およびマサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。開発援助コンサルタント。コンピュータ、経済、脳科学からSFまで幅広い分野で翻訳と執筆を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ひろき@巨人の肩

    古典的な有形資産に基づく企業価値評価では、測れなくなった企業価値。最近では企業買収時に計上される「のれん」を、企業の無形投資による無形資産の形成として、捉え直そうとする挑戦的な本書。無形資産の価値を定量化するのは難しい一方で、スケーラブル、サンクコスト、スピルオーバー、シナジーといった定性的な特徴は、情報化社会の現代において企業価値を決定づける。捉えきれない無形資産こそが資本主義の歪みのように思った。無形資産を築くために、金融市場、投資家、経営者、政府・社会のそれぞれ観点で行動指針が述べられる点が面白い。

  • 速読おやじ

    企業のバランスシートを見ただけでは本当の価値は分からなくなっている。テック企業だけでなくメーカーでもサービス業でも無形資産の価値は高まっているのではないか。無形資産の特徴は4つ:@スケールAサンク性BスピルオーバーCシナジー。サンクコスト化する(そこでしか通用しない)のでそれ単体での売買は難しい。真似されて必ずしも先駆者である井戸を掘った人が儲けられないスピルオーバー、他の無形資産などとの組み合わせのシナジーで更に価値が上がるなど。スターバックスの店舗マニュアル、コカコーラの製法とブランドなど。

  • あつお

    本当に大事な物は目に見えない。 企業の活動は有形物から無形物(ソフトウェア)などにシフト。企業の価値は、財務3票では測れない状態となった。そんな中企業の価値を表す指標として有効なのが、@コンピュータ化情報、Aイノベーション財産  、B経済能力。@は、企業は開発したソフトウェアなど。Aは研究開発やデザインなど、その企業に特異性をもたらすもの。Bはマーケティングやブランドなど、のれん代に近いイメージ。 目に見える成果よりも、目に見えない長期的な視点が重視される現代。自分のスキル習得にも役立てたい。

  • Atsushi Kobayashi

    第1部の方が興味深いです。4Sを導出した後の話の流れが、逆に一般的すぎで退屈でした。でも前半は面白いです。

  • 月をみるもの

    山形浩生祭り、その1。 多くの「商品」が所有できるモノから、利用するだけのサービスになるにつれ、その商品を生み出す「資本」も、物理的な実体を持つ土地とか工場とかから無形の知財やブランドやノウハウへと移っていく。ソフトウェアが投資になったのって、そんな最近のことだったのか。。https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/seibi/kouhou/93kiso/93snapamph/chapter2.html#c4

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