ジョナサン・スウィフト

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ガリヴァ-旅行記

ジョナサン・スウィフト

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834001488
ISBN 10 : 4834001482
Format
Books
Publisher
Release Date
January/1988
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 植田 和昭

    ブロックの挿絵約100点が素晴らしいです。小学校の学級文庫で、初めて読んだ本書は衝撃を受けました。27歳の時の読んで改めて思いを新たにし、52歳で再読。54歳で完訳版で読んでまた感動しました。スイフトの全編にわたる人類の人間性の徹底的な全否定。反証することができるでしょうか。文学の金字塔です。ロビンソンクルーソーも素晴らしいが、イギリス文学の傑作です。これ以上の文学はないと思うので今回読めて満足です。このシリーズ完訳なので読んでみたいですが、ちょっと難しいようです。残念だなあ。

  • ドラマチックガス

    返さなければならないのでかなり流し読み。「読み終わった」というのには少しはばかられるレベル。それぞれの国の社会背景を丹念に描いていることにびっくり。世界史で痛烈な社会風刺の本と紹介されていた意味がようやくわかった。日本の記述は思っていた以上にあっさりだった。面白かったかどうかでいえば、いまいち。あまり読み進む気にはならなかった。子どもの頃手に取ったとして、最後まで読んだかといえば、少し怪しいかな。

  • あわせ味噌

    ★5図。単なる児童書を超える本でした。これは大人がじっくり向き合うべき本です。名作です。

  • のん@絵本童話専門

    子ども向けにはやや生々しさがあるが、完訳にこだわったガリヴァー旅行記。岩波少年文庫では小人国と大人国の2章までだが、こちらはおしまいの4章まで。小人国と大人国が分かりやすい楽しさだが、個人的には4章がじわじわくる。人間全体を風刺していてピリリと鋭い。岩波のですます調より、古い本のためかである調で簡潔なこちらの方が読みやすかった。とはいえ岩波は内容もより省力しているそうだが…。ボリュームたっぷりだが、4章はぜひ読んで欲しい!全部読むと、家族の反対を押し切り7回も航海したシンドバットとイメージが重なる。中学〜

  • 阿部

    4つの島をめぐる、本来のボリュームのがリヴァー旅行記。最初のふたつの島では振り回し、振り回されていたガリバーが、観察者にまわる3つ目の島、感銘を受けて人生を変えてしまう4つ目の島。たしかに冒険譚として描くには後半の島は難儀だけど、その分読書体験としてはやりがいがあった。「解釈」をしないと受け取りきれない、そんな後半だった。

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