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中世ヨ-ロッパの都市の生活

ジョゼフ・ギース

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061597761
ISBN 10 : 4061597760
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中世、城壁が築かれ、都市があちこちで誕生した。異民族の侵寇や農業・商業の発達はそれに拍車をかけた。一二五〇年、シャンパーニュ伯領の中心都市、トロワ。そこに住む人々はどのような生活を送っていたのか。主婦や子供たちの一日、結婚や葬儀、教会や学校の役割、医療や市の様子などを豊富なエピソードを盛り込み描く。活気に満ち繁栄した中世都市の実像が生き生きと蘇る。

目次 : トロワ一二五〇年/ ある裕福な市民の家にて/ 主婦の生活/ 出産そして子供/ 結婚そして葬儀/ 職人たち/ 豪商たち/ 医師たち/ 教会/ 大聖堂/ 学校そして生徒たち/ 本そして作家たち/ 中世演劇の誕生/ 災厄/ 市政/ シャンパーニュ大市/ 一二五〇年以降

【著者紹介】
ジョゼフ・ギース : 30年間にわたって中世の歴史の本を書きつづけている。著作は20冊を超える。現在、ミシガン州アナーバー近郊に在住

フランシス・ギース : 30年間にわたって中世の歴史の本を書きつづけている。著作は20冊を超える。現在、ミシガン州アナーバー近郊に在住

青島淑子 : 1986年京都大学文学部卒。高校教師、「ニューズウィーク日本版」編集協力を経て、翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 金吾

    ○中世ヨーロッパの生活の一端を垣間見ることができます。マナーの話が印象的でした。

  • 塩崎ツトム

    中世都市トロワの13世紀の様子を描写。人々が快適な暮らしを営めるようになるまでは、文明レベルはまだまだ至っていないが、どんな時代でも矜持があって、誇りがあって、喜びがあって、それこそ金が動く。中世という、緩やかながら確実に進歩をして、これからも進歩していったというある意味幸福な時代。

  • 鐵太郎

    フランス北西、パリの南東150kmほどのところにあるトロワという都市の、1250年の情景を描写して、中世という時代の中のひとつの都市をクローズアップしています。17世紀末にシャンパンが生まれますが、その遙か昔にシャンパーニュ伯領の中心地であったところ。当時の人口は約一万人で、北ヨーロッパではかなりの大都市でした。この街の生活のさまざまな面を通して中世の一つの側面を浮き彫りにします。市民の地位、出産と子供、結婚・葬儀、職人たち、豪商たち、医師たち、教会、大聖堂、学校、書籍、演劇、災厄、市政、大市。面白いね。

  • Shin

    1250年頃のトロワを題材に、中世の都市の営みを克明に描く。全体的にもう少しエピソードを織り交ぜて活き活きとした描写があるともっと良かったと思うけど、ほとんど語られることのない時代の人々の生活がどのようなものであったかを知るのは他の歴史本を読む際の格好の補助知識となる。できればトロワのような栄えた都市だけでなく、もっと貧しくて陰鬱な都市の記録も読んでみたいところではあるけど、そんな都市は記録そのものが残っていないのだろう。

  • mob

    南の海岸でイスラムが、北の海岸でヴァイキングが、街道さえあればそこらの司教が略奪に来る暗黒中世でも生産力向上で集積が生まれれば都市ができる。権力が作ったローマの城壁の七倍の領域だったり、農奴を絞るより都市の定率課税が効率的に儲かったり、下からの発展の力強さがわかる。中世のほとんどの富国強兵策は力を作ったのではなく誘致したものと評価すべきだろう。 テーマは生活なので、淡々と多岐にわたって話が広がる。「コミューンなる…違法な組織」との戦いなどは薄く、日常中心にしたおかげで文庫の割に情報量は立派

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