ジョセフ・e・スティグリッツ

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不満の時代の資本主義 中産階級という生き方はまだ死んでいない

ジョセフ・e・スティグリッツ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784492315231
ISBN 10 : 4492315233
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

富裕層だけを利する市場原理主義の暴走を止め、公正なルールによって経済や政治を再生するための方策をスティグリッツが示す。


【著者紹介】
ジョセフ・E・スティグリッツ : ノーベル経済学賞を受賞した経済学者。クリントン政権時代の大統領経済諮問委員会の委員長や、世界銀行のチーフエコノミストを務め、タイム誌の「世界でもっとも影響力のある100人」に選ばれたこともある。現在はコロンビア大学で教鞭をとるかたわら、ルーズベルト研究所のチーフエコノミストを務めている

山田美明 : 英語・フランス語翻訳家。東京外国語大学英米語学科中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 樋口佳之

    現在の格差の主因は市場支配力とレントシーキングにあるという考え方/2世紀にわたる研究の結果、私たちはようやく、アダム・スミスの言う「見えざる手」がなぜ見えないのかを理解した。そんなものは存在しないから/新自由主義という言葉といっしょに市場原理主義という言葉が使われているのが大事だと読みました。しかも完全市場などとは程遠いそれであって。

  • koji

    ノーベル賞受賞者スティグリッツによる「打ち砕かれた米国流の民主主義・資本主義を再生する処方箋」を表した書。学術書というより啓蒙書ですから、提言に数値的厳密性はなく、寧ろ人々の肌感覚を元にアプローチするものです。中でも私が共感した手法は、米国の(公共政策や制度、経済的な考え方に影響を及ぼす)尊ぶべき価値観を検証し、その回復に力点を置いた手法です。米国のよき価値観とは、平等、寛容、市民が協力し合う姿勢、法の支配、他人に身を捧げる人を称賛する心をいいます。このアプローチは日本再生の視点の一つにしたいと思います

  • seki

    経済学者によるトランプ政権批判。アメリカにおける貧富の格差拡大問題については政府による介入が必要だが、現政権は金持ち優遇策しかしていないとする。日本でも、貧富の格差はどんどん拡がっている。市場は必要だが、そればかりに任せるには、現代は複雑すぎる。

  • 速読おやじ

    市場支配力とレントシーキングがアメリカを蝕んでいる。分断と格差を減らして、豊かさを共有する政治を行うべきであり、強欲資本主義的な価値観を見直す必要があるとの主張が中心。企業は市場支配力を獲得することに血眼であると著者は言うが、世界を豊かにするというようなミッションを掲げている会社もある。ただし、マーケット至上主義は時に失敗することは歴史が証明しているので、何らかの道徳的価値観を持って政府が介入すべきとは思う。著者は資本主義を否定はしていない。僕も資本主義、民主主義の中で皆が豊かになる社会を圧倒的に支持する

  • はるわか

    [迷走する資本主義]@分断された社会。A悪化が進む経済。➂搾取と市場支配力:アダムスミスのいう「見えざる手」(市場の調整能力)は存在しない。企業は市場支配力を利用して消費者、労働者、政治制度を搾取。市場支配力は政治権力と化し、社会に無力感を蔓延させた。Cグローバル化により自らの首を絞める国家。D金融が引き起こした危機:金融産業がアメリカの多くの病弊の根源。金銭のことばかり考える銀行家の近視眼的思考やモラルの崩壊が経済や政治や社会を毒している。

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