ぼくのすみっこ

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Product Details

Genre

：

Literature

ISBN/Catalogue Number

：

ISBN 13 : 9784593105489
ISBN 10 : 459310548X

Format

：

Books

Publisher

：

ほるぷ出版

Release Date

：

May/2025

Release Country

：

Japan

Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations

かみやにじ ,

Content Description

部屋のすみっこにやってきた、からすの子。自分だけのおちつくすみっこに、すきなものを集めていきます。ベッドに、本に、植物に、音楽。でも、なにかがたりない‥‥。
絵本のノド（綴じ目）を部屋のすみに見立て、からすの子が自分だけの空間をつくりあげていくようすが描かれます。ひとりの空間がたっぷり満たされたあとに、からすの子が見つけたものは??。韓国の新進気鋭作家による、子どもから大人まで何度もめくりたくなる絵本。

【著者紹介】
ジョオ : 韓国のアートスクール、ＨＩＬＬＳでイラストレーションを学ぶ。カラスの子が登場する作品を作り続け、絵本作家・アーティストとして活躍。『ぼくのすみっこ』は商業出版された初めての絵本で、台湾、アメリカ、ドイツ、イタリアで翻訳された。英語版は書評誌カーカスによる２０２３年ベスト絵本や、全米児童図書評議会（ＵＳＢＢＹ）の「Ｏｕｔｓｔａｎｄｉｎｇ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　Ｂｏｏｋｓ　２０２４」に選定されるなど、高い評価を得ている

かみやにじ : 韓国語の絵本や読み物の翻訳や、韓国文化の紹介などに携わる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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starbro

読了日：2025/05/23

ドラマや音楽等で韓流ブームが起きていますが、絵本も同様かも知れません。本のサイズからしてユニークな作品、擬人化された鴉の行動に納得です。 https://www.holp-pub.co.jp/book/b662385.html

やすらぎ

読了日：2025/08/09

とても不思議な雰囲気の絵本。本が縦長の形をしていて物語の深みが増す。横に広がるとスペースに余裕は出るが、心が狭くなるのかもしれない。そう捉えるための本ではないと思うが、作者は読者に何を伝えたかったのだろう。定点描写で話は進むが、時の流れを植物の成長で表現しているとても面白い感性。すみっこは落ち着く。すみっこがあればなんとかなる、どうにかなる。小さなカラスはすみっこを見つけた。わたしはここにいる、そう伝えるためにはすみっこが必要だった。今はひとりでいたい、そんな気持ちのときも。すみっこがあれば生きていける。

けんとまん１００７

読了日：2025/11/09

すみっこ。象徴するものは、何だろう・・？すみっこが、どんどん、すみっこらしくなくなっていく。それでも、やっぱり・・。そうそう、オチはやっぱりそうだよね。すみっこの変化を楽しみながら、先を少しだけ想像する時間。

momogaga

読了日：2025/09/13

【大人こそ絵本】主人公の気持ちはよくわかります。住み良い場所に変えていく過程は面白い。

Cinejazz

読了日：2025/09/18

〝部屋の隅っこにトコトコやってきた､カラスの子｡自分だけの落ち着く隅っこに､好きな物をそろえていく…ベッドに､本に､植物に､音楽を…｡「どう？ここ」...｢あとなにがいるかな？｣...｢これでどう？｣...壁に窓を取り付けて､ぼくの隅っこが完成「やあ､こんにちは❢」…〟絵本の綴じ目(ノド)を部屋のすみに見立て､自分だけのお気に入りの空間をつくりあげていくようすを繊細に描かれた､韓国のイラストレーター<ジョオ>ｻﾝの何度もページをめくって､眺めたくなる絵本。

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