ジョエル・ディムズディール

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洗脳大全 パブロフからソーシャルメディアまで(仮)

ジョエル・ディムズディール

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791774494
ISBN 10 : 4791774493
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

スターリン、CIA、ストックホルム症候群、人民寺院、ヘヴンズ・ゲート…20世紀は洗脳の時代であった。国家、誘拐犯、宗教団体、SNSはどのようにわれわれを操ってきたのかを描き、「闇の説得術」の全貌を明らかにする。

目次 : パブロフ以前/ 第1部 政府と学界(パブロフの犬とソヴィエトの公開裁判/ 自白の薬/ 冷戦、朝鮮への序曲/ 朝鮮戦争と洗脳の誕生/ CIAの逆襲/ 死せる記憶)/ 第2部 犯罪者と宗教団体(人質たちの即時的転向/ パトリシア・ハースト/ 人種間の協調からジャングルに於ける死まで/ 〈ヘヴンズゲイト〉)/ 第3部 21世紀へ(継続する洗脳の悪夢/ 神経科学とソーシャルメディアに於ける洗脳の未来)

【著者紹介】
ジョエル・ディムズディール : 心理学者。カリフォルニア大学サンディエゴ校名誉教授。著書にThe New Mind Readers:What Neuroimaging Can and Cannot Reveal About Our Thoughts(Princeton University Press)がある

松田和也 : 翻訳者。翻訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HANA

    洗脳の方法ではなく「パブロフからソーシャルメディアまで」の副題通り、洗脳の歴史を綴った一冊。全体で三部に分けられ、第一部はバブロフ、朝鮮戦争、CIAと主に国家と洗脳の関係について記されている。睡眠遮断に自白剤と冷戦が人の精神にまで分け入ろうとする戦いだった事がわかるなあ。次いでストックホルム症候群と人民寺院、ヘブンズゲートと犯罪と宗教に筆が割かれている。最後にSNSに警鐘を発して本書は終わる。洗脳が如何なる経緯を辿ったかと、最近の反ワクチンとか見ていると洗脳は過去の問題ではない事を教えてくれる一冊。

  • かずぼう

    興味のある分野なので手に取る、この手の本としては、読みやすい本だと思う。ストックホルム症候群や薬物、カルトなど面白い。カルト宗教では、洗脳もあるが、『この世が嫌になった』が共通のワードだと思う。

  • 梅田

    邦題『大全』はちょっと大袈裟というか、実際には「洗脳という現象に関連した事例集」くらいの内容だった。宗教的な洗脳とかストックホルムシンドロームとかいろいろ取り上げられているけど、その根源的なメカニズムについての考察は正直物足りない。また、最後の章のSNSに関する記述も、今もっとも重要なテーマだけど、それまでの事例との関連も浅く、取ってつけた感が否めなかった。まぁ読み物としては十分に面白い。

  • やっこ

    「洗脳」という言葉が生まれたパブロフの犬実験から出発し、冷戦期の国家的プログラム、宗教カルト、現代のソーシャルメディアに至るまで、意図的に人間の思考や行動を操作・制御する技術の歴史とその構造を俯瞰

  • End_or_Fine

    「洗脳」とのちに呼ばれることになる強迫的説得の歴史が宗教にはじまり、イデオロギーに利用され、科学的に探求され、そして現代の象徴的な事件にはそこここにその要素が見いだされるということを綿密に解き明かしている。人間は自分たちが思っている以上に論理の外側にあるものに簡単に揺り動かされ、それを自ら選び取ったものだと信じて疑わなくなる。

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