ジョエル・ディケール

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ハリー・クバート事件 上 創元推理文庫

ジョエル・ディケール

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488121044
ISBN 10 : 4488121047
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
橘明美 ,  

Content Description

デビュー作でベストセラー作家となったマーカス・ゴールドマンは、二作目が書けずに苦しみ、大学の恩師で国民的大作家ハリー・クバートに助言を求めるが、そのハリーが33年前に失踪した美少女殺害容疑で逮捕されてしまう。師の無実を信じるマーカスは独自の調査を開始、そして師に教えられた小説作法31条に従い、一冊の本にまとめ上げることにした。少女は誰に殺されたのか?

【著者紹介】
ジョエル・ディケール : 1985年ジュネーブに生まれる。ジュネーブ大学で法学を学ぶ。2005年に書いた短編でローザンヌの若い作家のための国際文学賞を受賞。2010年には第一長編で、ジュネーブ作家協会賞を受賞。『ハリー・クバート事件』で2012年にアカデミー・フランセーズ賞、高校生が選ぶゴンクール賞を受賞

橘明美 : 仏語・英語翻訳家。お茶の水女子大学文教育学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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面白さのエンジンがかかるまで少し辛抱が必...

投稿日:2019/01/06 (日)

面白さのエンジンがかかるまで少し辛抱が必要だけど、そこから先は一気読みだった。被害者として登場する少女は本当に被害者なのか?恩師は彼女を殺害したのか?翻訳の上手さもあって読みやすく、海外物が苦手な人にもおすすめです。

fugyo さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G

    長さの割りに展開がスローだが、主人公の人物造形がきっちりされているのと、カットバックを多用して視点を頻繁に切り替える事で、一切退屈させる事なく読ませる。アメリカが舞台の小説で、28歳男性が主人公で一人称が"ぼく"というのも珍しい気がするが、この主人公の人物像なら、物凄くしっくりくるので正解。かなり屈折した性格設定なのだが、エピソードの作り方が上手でイメージしやすい。上巻では事件はまだまだ聴取段階。そこまで引っ張るような事件でも無さそうな気もするが、不穏な空気と期待感はジワジワと高まってきている。

  • goro@the_booby

    上巻でここまでとは下巻ではどうなるのか気掛かりだわ。恩師に掛けられた殺人の罪に向き合う新人作家。ノラの本当の姿なのか徐々に明かされる秘密。なんだか全員が怪しくなってきたところで下巻へ突入します!

  • yumiDON

    期待に違わず、面白いです。殺された少女とその容疑がかけられた恩師の謎を主人公が解く、というだけの単純な筋書きなのに、先がとても気になる。途中なんて、ロマンス小説まっしぐらの展開に、手が止まりそうになりつつも、やっぱり頁をめくる指が止まらない。どこに伏線が潜んでいるかも、分からないまま、きっと重要なポイントを見逃しているんだろうな、私は。それにしても、海外の女性ってノラにしろジェニーにしろ肉食すぎて怖いなあ。私なら逃げ出してるだろう(笑)

  • kagetrasama-aoi(葵・橘)

    「ハリー・クバート事件」上巻。デビュー作が大ヒットした新人作家マーカス・ゴールドマン。次作が書けなくて、恩師でありベストセラー作家でもあるハリー・クバートに会いに行くわけですが。ハリーの家の庭から33年前に失踪した美少女ノラの遺体が掘り出されて!ハリーにかけられた殺人容疑を晴らすべくマーカスが奮闘します。登場人物は多いけど、それぞれ個性的に書き分けられていて読み易いです。ノラは中でも謎めき過ぎるキャラクター。何故殺されたのか?犯人は誰なのか?下巻楽しみに読みます。

  • 勇波

    テンポが良く読みやすくて面白い。クバート氏は女々さ全開で好きになれず。ロバート(レストランの親父)が一番カッコ良いじゃん。ノラに関しては「ローラパーマ最期の七日間」を思い出す。下巻へ★

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