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イギリスの行政改革 「現代化」する公務

ジューン・バーナム

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623057986
ISBN 10 : 4623057984
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

イギリスでは伝統的に、一体性の高い中央官僚が政策助言者として時々の政権を支えてきたと言われる。だが近年、ニュー・パブリック・マネジメントの流れをくむ数々の改革、EUとの関係強化、地方への権限委譲など、公務をめぐる情況の変化は著しい。本書は、こうした公務の新たな進展を、幅広い観点から豊富な事例を交えて解説しており、イギリス行政の実像を理解するための格好の書となっている。

目次 : 序章 イギリス行政の「現代化」/ 第1章 公務の「衰退」と「現代化」/ 第2章 政策形成における公務員の役割/ 第3章 多層的官僚制と構造の複雑化/ 第4章 効率、コントロール、サービスの向上を目指した改革/ 第5章 説明責任、情報公開、開かれた政府/ 第6章 人とマネジメントの側面から見た公務/ 第7章 現代化したイギリスの公務

【著者紹介】
ジューン・バーナム : 研究者・コンサルタント。元ミドルセックス大学上級講師、LSE客員研究員。専門は、公務・公共政策、運輸政策

ロバート・パイパー : グラスゴー大学で修士号、レスター大学で博士号取得。グラスゴー大学、グラスゴー工科大学を経て、グラスゴー・カレドニア大学教授。専門は、イギリス政府、イギリス公務員制度など

稲継裕昭 : 早稲田大学政治経済学術院教授。京都大学法学部卒、京都大学博士(法学)。ロンドン大学政治経済学院(LSE)客員研究員、大阪市立大学法学部教授、同法学部長などを経て現職。専門は、行政学、人事行政学

浅尾久美子 : 東京大学法学部卒、コロンビア大学公共政策大学院修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Moloko

    行政の先駆けであるイギリスの事例を学ぼうと思って、今の動きと比べてかなり古い内容かもとは心配しつつ読んでみた。日本で民営化的な行政改革で議論されていることと近いこともあったが、イギリスでは行政の執行機関の分離によって省庁を重要な政策形成に集約していく方向や一体的で満足度を得られるサービスの提供を確保するための市民憲章による認定等の話題があった。加えて、官僚の専門性確保のために公務大学や幹部向けの研修を充実させ、自らが専門とすべき分野を選ばせる等々。他に政治任用と官僚制や行政の説明責任などの話題もあった

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