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地球から月へ月を回って上を下への ジュール・ヴェルヌ 驚異の旅 コレクション全五巻

Jules Verne

User Review :3.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784900997448
ISBN 10 : 4900997447
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

地球から月へ 月を回って 上も下もなく ジュール・ヴェルヌ<驚異の旅> コレクションII

ジュール・ヴェルヌ 著
石橋正孝 訳

完訳ガンクラブ三部作世界初の合本。
石橋正孝訳・解説 月面に向けて打ち上げられた砲弾列車。
巨大な大砲に取り憑かれた愛すべき紳士たちが活躍するガンクラブ三部作、世界初訳の補遺、挿画128葉を収録した特大巻として刊行!

ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクションの第一回配本である本書は、いわゆる「ガン・クラブ三部作」に当たる三作、すなわち、Jules Verne, De la Terre à la Lune (Paris, Hetzel, 1865), Autour de la Lune (Paris, Hetzel, 1870), Sans dessus dessous (Paris, Hetzel, 1889)の全訳を収録した。三部作を一巻にまとめて刊行した先例は、本国にもまだ存在しない。
本選集は、各収録作の最終ヴァージョンを底本として採用している。当然とも思われる原則をわざわざ断っておかなければならないのは、ヴェルヌ作品の翻訳としては、これが世界でも初めてのことだからである。[…]ヴェルヌの最も有名な作品ですら、信頼できる本文がいまだに存在していないということである。このような状況に鑑みて、本選集では、ヴェルヌとエッツェル父子の往復書簡から各作品の最終ヴァージョンを確定した上で、ナント市立図書館のウェブサイトで公開されている著者自筆草稿を適宜参照し、可能な範囲で校訂作業を行っている。本書収録作については、『地球から月へ』『月を回って』は挿絵版を、『上も下もなく』は[エッツェル書店刊行の]十八折判をそれぞれ底本とした。(「訳者あとがき」より)


目次
地球から月へ ──九七時間二〇分の直行路──
月を回って
上も下もなく
上も下もなく 補遺 ごく少数の人だけが知ればよいこと[A・バドゥロー?椎名建仁訳]

訳註
解説 石橋正孝
訳者あとがき
細目次

【著者紹介】
ジュール・ヴェルヌ : 1828年、フランス北西部の都市ナントに生まれる。二十歳でパリ上京後、代訴人だった父の跡を継ぐことを拒否し、オペレッタの台本やシャンソンを執筆する。1862年、出版者ピエール=ジュール・エッツェルと出会い、その示唆を得て書いた『気球に乗って五週間』で小説家デビューを果たす。以後、地理学をベースにした冒険小説を次々に発表。1905年没

石橋正孝 : 1974年、横浜市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学、パリ第八大学で博士号(文学)取得。日本学術振興会特別研究員を経て、立教大学観光学部交流文化学科助教。専門はジュール・ヴェルヌ。フランス本国のジュール・ヴェルヌ協会および日本ジュール・ヴェルヌ研究会の双方で会誌の編集委員を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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値段が懐に厳しいが、、、挿絵は当時のモノ...

投稿日:2021/07/28 (水)

値段が懐に厳しいが、、、挿絵は当時のモノらしくて数も多く興味深い。翻訳された文章も、子供の頃に学校の図書館で読んだ様な雰囲気があって懐かしい。さあ、読書するぞ、、、と言う気分にさせてくれる。

PEG101 さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • lico

    【第79回海外作品読書会】ちくま文庫の『月世界旅行』、創元SF文庫の『月世界へ行く』、『地軸変更計画』の合本。翻訳者が統一されたおかげかかなり読みやすい。続けて読むことができるので以前に読んだ時には見逃していた部分にも気付けてよかった。解説は個々の作品だけでなくヴェルヌの諸作品を踏まえたうえでの話になっているので、最初に読むヴェルヌの本としては優しくない。出版されたのが最近のため、あまりヴェルヌの解説で触れられることのない『二十世紀のパリ』に関する言及が多いのは嬉しかった。

  • takao

    ふむ

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